道路(salaryman191/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

19日、福岡県小学校の校長が、学校前の県道に停止線を模した白線を独断で引いたとして、道交法違反(道路における禁止行為)容疑で書類送検されていたことが判明。

校長が白線を引くに至った経緯に、ネットでは同情の声も出ている。

 

■「勝手に白線」で書類送検

報道によると、書類送検されたのは福岡県にある小学校の校長(50代)。

書類送検容疑は昨年7月で、校長が容疑を認めたため、略式起訴され、8月1日付で福岡簡裁が罰金4万円の略式命令を出した。

 

■生徒の安全を配慮して

校長が白線を引くに至ったのは、生徒の安全面の配慮ゆえだった。該当する県道はゆるやかな下り坂にあり、以前、職員の車がスリップしたこともあったという。

その結果、校長は生徒の安全面を考えて、本来の停止線の15メートルほど手前に、スプレーで新たな別の停止線を引いたそうだ。

■「気持ちはわかるけど……」

この報道に対し、ネット上では「気持ちはわかるけど……」と一定の理解を示しつつも、「でも役所などに相談すべきだった」という声が相次いだ。

「悪意ではなく安全のためにやったのだから罰せられるのは可哀想だが、まず役所などに相談すべきであった」

 

「法律的には、違法だがすごく校長らしさがある」

 

「子供たちを守る為ならば校長の気持ちはわかる。それならば、直接警察や交通安全協会などに直談判したほうがよかったね」

 

たしかに善意での行動だったとはいえ、法を犯すのは教育者としてあってはならない行動だろう。

 

■3人に1人がヒヤリ経験

ちなみに、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,537名を対象に調査したところ、「クルマバイクに轢かれそうになったことがある」と答えた人は、全体の35.5%。

交通事故

男性は39.6%に対して、女性は31.5%と男性のほうがかなり高い割合となっている。

手段は間違いだったが、その気持ちや目的を間違っているとは言いにくい、今回の行動。行政が彼の意思を汲み取り、子供たちにとって安全な道路になることを願いたい。

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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年10月19日2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)

小学校長、公道に勝手に停止線 その理由に「気持ちはわかるけど…」