マンチェスター・ユナイテッドベルギー代表FWロメル・ルカク(25)に対して、移籍の扉を開いているという。イギリス『テレグラフ』が報じた。

2017年夏に5年契約+1年間の延長オプションでエバートンから加入したルカク。現在、インテルパリ・サンジェルマン(PSG)、バイエルンが関心を示しているとされ、代理人のフェデリコ・パストレッロ氏は以前に移籍の可能性をほのめかしており、「彼はイタリアが好き。異なる文化や異なるフットボールに触れることを好む選手だ」だとも発言した。

そのルカクはシーズンが進むに連れて調子を取り戻しつつあるが、オーレ・グンナー・スールシャール監督はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードをセンターFWの1stチョイスとして重宝。今夏の補強と放出に関して「冷酷にいく」と予告しており、ベンチスタートが多いルカクを売却候補の1人としてみなしている可能性がある模様だ。

だが、ルカクの売却は週給25万5000ポンド(約3700万円)の高給だけでなく、エバートンから獲得した際に投じた移籍金7500万ポンド(約109億1000万円)の取り戻しを試みるユナイテッドの希望売値がネックとなり、難航することが有力とのこと。果たして、ルカクの将来はいかに…。

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