米インディアナ州に住む40歳の男性が、自分の大切な所有物を両親が破棄したとして裁判所に訴えを提起した。男性は2年前に警察に被害届を出していたが受理されることはなく、今回約1,000万円近い損害賠償を求めて両親を訴えた。しかし両親が破棄したのは、14箱にものぼるアダルトグッズだったことが明らかになっており物議を醸している。『PEOPLE.com』などが伝えた。

2016年10月、離婚して行き場がなくなった40代の男性(名前は明らかにされず)は、ミシガン州グランド・ヘブンに住む両親のもとに家事を手伝うという条件で身を寄せた。しかし10か月後の2017年8月、家庭内のいざこざにより警察が駆けつける事態となり、男性はインディアナ州に引っ越した。

2017年11月、男性の両親はインディアナ州に出向き、息子が自宅に置いたままにしていた荷物を届けた。しかし男性が大切にしていた12箱分のアダルト映画のコレクションと2箱分の大人のおもちゃが届けられることはなく、男性は両親を問いただした。

「そんなものは破棄してしまった。かなりの量だったから、全て捨てるのには時間がかかったよ…」両親から全てのコレクションを破棄したことを聞かされた男性は、両親が住むミシガン州オタワ郡の警察に約325万円(28,940.72ドル)の被害届を提出した。しかし男性の訴えが受理されることはなかった。

憤った男性はその後、父親と電子メールでやり取りを繰り返した。また一向に埒が明かないことに腹を立て、最初に調査をした検察官に対しても44通の電子メールを送りつけるなど、多大な被害を受けたことを主張し続けた。

男性は「あれは自分の所有物だ。もし不満があったのであれば、その時にきちんと伝えるべきだった。何の説明もないまま、まるで私を傷つけるのが目的であるかのような行動に出るのは間違っている」などと父親を激しく非難しており、検察官に対しては「自分が持っていたビデオには20年前のものや、制作シーンを含めた貴重なものも含まれている」などと、破棄されたビデオリストまで送りつけていたようだ。

Fox17』によると、男性は高校や大学在学中にもアダルトグッズを販売して退学処分になっており、男性の父親は電子メールの中で、息子を次のように説得したことが明らかになっている。

「おまえが学校を退学になった時、次に家の中でアダルトグッズを見つけたら破棄すると話したはずだ。私がビデオを破棄したのは、精神面の健康に配慮してのことだ。もしコカインを見つけたとしても同じことをしただろう。いつかおまえが私の気持ちを分かってくれる日が来ることを祈っている。」

そして男性は先週末、破棄されたとされる所有物の約3倍の額にあたる970万円(86,822.16ドル)の損害賠償を求めて訴えを起こした。両親はこの件についてコメントを避けており、今後の展開が注目されている。

ちなみに最近では、両親が自立しない子供に対して裁判所に訴えるケースも増えている。昨年5月には、米ニューヨーク州で8年間も実家に居候し続けた30歳の息子に対して両親が訴えた裁判で、裁判所は息子に実家からの立ち退き命令を下していた

画像は『Fox17 2019年4月12日付「Man sues parents over trashed porn collection」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト