京都アニメーションが手掛ける人気シリーズの完全新作『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』の公開記念舞台挨拶が4月20日に新宿ピカデリーで開催され、声優の黒沢ともよ朝井彩加豊田萌絵安済知佳石谷春貴雨宮天、藤村鼓乃美、山岡ゆり石原立也監督が登壇。主人公黄前久美子役の黒沢が「幸せな気持ちでいっぱい」とたくさんの観客を前に喜びを口にし、感涙。「アニメって、“変わらないこと”がすごくステキなことだったりもするんですが、(本作は)“変わっていくステキさ”を伝えられるアニメーション。もっともっと変わっていく久美子たちを見られたら」と涙ながらに続編を熱望した。

主人公・黄前久美子が2年生に進級

本作は、武田綾乃の小説シリーズを原作に、北宇治高校吹奏楽部の奮闘を描いたテレビアニメ劇場版主人公黄前久美子が2年生に進級し、新たに入った一筋縄ではいかない後輩たちとの関係を通して成長していく姿を描く。

テレビアニメ第1期がスタートしたのは、15年4月のこと。黒沢は「テレビシリーズが始まった時は、『1クールで終わる』という企画書を読んでオーディションを受けた。いま23歳になったんですが、23歳になって初めての作品が本作。いまここにいることが、本当にうれしい。2年生になった久美子を見て、幸せでした」と感激しきり。「アニメーションって、たくさんの人に支えられてできている。愛がないとこんなにきれいなフィルムはできない」と本シリーズに込められた愛について語っていた。

劇場版で、一筋縄ではいかない新入生・奏を演じている雨宮は「大変申し訳ございません」と役になりきって、先輩たちに謝罪。「独特な子たちぞろい。1年生の個性が強い。いい先輩方がいる部活なんだなというのが、わかった」と語りつつ、奏についても「決して悪い子じゃない」とコメント。黒沢は「好きだよ」と雨宮に告白し、雨宮も「照れちゃう」と応じるなど、息ぴったりのやり取りで会場を盛り上げていた。

最後の挨拶では、高坂麗奈役の安済が「“令和の麗奈”をお楽しみに。麗奈たちが3年生になって、どのように前進していくのかも見たい。それを見られたら、幸せ」と語るなど、全員が続編への期待を膨らませ、イベントを締めくくった。(Movie Walker・取材・文/成田 おり枝)

黒沢ともよが『劇場版 響け!ユーフォニアム』公開に感涙