「最終的な健康」とは何でしょう。

 結論から答えてしまえば、「細胞のすみずみにまで、質のいい綺麗な血液を流すこと」なのです。


  細胞のすみずみにまで質の綺麗な血液が流れるようになれば、全ての臓器が良くなるので、まず体調がものすごくよくなります。特に肝臓の機能は格段に高まるので、元気になり疲れにくくなります。また、肝臓と血液は、肌や髪の若さと美しさにダイレクトに影響するので、くすみ、たるみのない美肌、艶やかな美髪になります。さらに、体に余分な脂肪や水分がたまらなくなるので、太りにくくなります。

 つまり「細胞のすみずみにまで、質のいいキレイな血液を流すこと」

とは最終的な健康法になると同時に、究極の美容法・老化防止(=アンチエイジング)にもなるのです。

 この答えは、

「自律神経のバランスを高いレベルで安定させ整える」

ということです。

 自律神経が整えば、質のいいキレイな血液が細胞のすみずみまで行き渡り、究極の「インナーケア」が実現できます。結果、健康的な肌、髪、アンチエイジングにもつがなるのです。また、心のバランスが安定して、自らのパフォーマンスも驚くほどアップできます。そうすれば、仕事もプライベートもより以上に良い結果を得ることができるかもしれません。

 つまり、自律神経を整えることこそが、人生を最高に健康的で幸せにできる鍵なのです。決して難しいことではありません。

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「ゆっくり、楽に」がキーワード

 「自律神経」という言葉は、聞いたことがあるけれどよくわからない…、という人が多いのではないでしょうか。

 自律神経とは、一言で言えば、内臓器官のすべて、特に血管をコントロールしている神経です。また、生命活動に欠かせない「呼吸」も、自律神経がコントロールしています。

 つまり、自律神経とは私たちの生命活動の根幹=「ライフライン」を支えるものなんですね。

 そして自律神経は交感神経と副交感神経の2種類の神経から構成されています。

 交感神経は、車に例えるならアクセルです。交感神経の働きが上がると、体はアクティブな状態になります。血管はキュっと収縮し、血圧が上昇し、アグレッシブな気分が増したりします。

 副交感神経は、車に例えるならばブレーキです。副交感神経の働きが上がると、体はリラックスした状態になります。血管は適度な状態で緩み、血圧は低下し、穏やかな気分が増したりします。

 そして、心と体が、最もよい状態で働くのは、この交感神経と副交感神経の両方が高いレベルで安定している状態のときです。

 なので、「自律神経を整える」=「交感神経と副交感神経のバランスを整える」ということ。そして、意識的に自律神経のバランスを整えることで、本当に全てがよい方向に変わります。健康体に近づくことはもちろん、自分のパフォーマンスもそれまでの100%以上引き出せるようになります。体調だけでなく、心のバランスも安定します。

 自律神経を整えることはそれほど難しいことではありません。日常の中でちょっとしたことを意識する。

 しかし、くれぐれも焦らないでください。自律神経の一番の大敵はストレスです。もし、うまくいかないことがあったり、辛いことがあったら一度立ち止まって、ゆっくり呼吸をする。ゆっくり微笑む。ゆっくり動く。

 そうすれば、健康や美や仕事や人間関係も、すべてがいい方向へ変わって行くかもしれません。

すぐ簡単にできる真の健康「運動法」

 朝、目覚めてから布団の上でする「ツイスト運動」は腸などにいい刺激を与えてくれるだけでなく、「眠りモード」になっていた自律神経をスムーズに「活動モード」にシフトしてくれる、とても効果的なもの。しかも、そのやり方は本当に簡単です。

 まずは布団の上に仰向けになり、両膝をくっつけたまま軽く曲げ、それをゆっくり左右交互にパタンパタンと倒しながら体をひねります。これをできれば3〜5分間。それだけで起きる準備がスムーズになり、しかも量にもとてもいい刺激を与えてくれます。ちなみに早い人だと、その段階で腸がグルグルなり始めます。

 逆に朝、目覚めていきなり飛び起きるのは、腸にも自律神経のためにもよくないそうです。特に低血圧気味の女性は、眩暈や貧血による立ちくらみや転倒などにも繋がって、とても危険なんだそうです。

 朝、目覚めた時には血液も、筋肉もまだ寝ていて起きておらず血圧も低く、関節の潤滑も悪いのです。ですので、美しく健やかに1日をスタートするためには、まずは起き方=起きる準備というのが本当に大切なのです。

 電車の中では座らない。3階までは階段で特別な運動は何もしなくていいので「電車やバスの中では座らない」、そして3階までだったら、駅でもデパートでも会社でも、「エスカレーターを使わずに階段にする」というこの2つで良いので、自律神経のバランスを高める適度な運動としてやってみて欲しいと思います。

 毎日意識するだけで、例えばこれまで1日5,000歩の運動量だった人であれば、7,000歩くらいにはなるようです。これらは些細なことですが、だいたい2週間、少なくとも1ヶ月後には美と健康において大きな違いを実感できるでしょう。午後に1回、ストレッチタイムを運動と同じく「ストレッチ」も、自律神経を整えるにはとても有効です。そして、ストレッチを取り入れる時間帯は午後がベストなんだそうです。

 朝の9時〜12時までというのは交感神経が優位になっているので、一番仕事がはかどります。けれど、昼食を食べた後は副交感神経の方が優位になってくるので、どんどん眠くなってくるのです。そして、血管も収縮しないで開いたままになってくるので血液の滞り=うっ血が起こります。なので、そのうっ血を解消するため、午後1回、ストレッチタイムを入れると、自分のパフォーマンスのためにも、健康にも美容のためにもとても良いのです。

 まずは自分の体を見直すところからぜひ初めてみてくださいね!

[文:出張マッサージ ミラク 代表・齊藤麻由子]

「東京23区内(渋谷,新宿,目黒,品川,港区を中心に)で選ばれている出張マッサージ-MIRAKU(ミラク)-(http://miraku.tokyo/pc/」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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「最終的な健康」とはいったい何?