5月1日より新元号「令和」が施行され、平成の時代が終わりを迎えます。みなさんの印象に残っている、平成の特撮作品はありますか?

 ランキングサイトランキングー!」は4月8日、「あなたが好きな平成仮面ライダーランキングを発表しました。このランキングは10~60代の男女8048人のアンケートをもとに作成されたものです。

 平成の間に仮面ライダーシリーズでは20作品が制作されました。平成1作目は2000年制作の『仮面ライダークウガ』。“令和最初”の仮面ライダーはどんな作品になるのか気になるところです。平成最後の作品は『仮面ライダージオウ』となっていますが、このまま続けば改元をまたぎ放送されることになります。

「好きな平成仮面ライダー」まずは6位~10位!

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6位:仮面ライダー555半田健人
7位:仮面ライダーフォーゼ福士蒼汰
8位:仮面ライダーW菅田将暉桐山漣
9位:仮面ライダードライブ竹内涼真
10位:仮面ライダーエグゼイド飯島寛騎
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 6位は半田健人さん(34)が主演した『仮面ライダー555』がランクインしました。実はこの作品、綾野剛さん(37)の俳優デビュー作となっています。

 1度死を迎えた人間が覚醒した「オルフェノク」という怪物になり、人間を襲って命を奪うというもので、半田さん演じる主人公、乾巧(いぬい たくみ)らがオルフェクと戦うという内容になっています。

 7位は福士蒼汰さん(25)が主演した『仮面ライダーフォーゼ』。テーマを「宇宙」にした学園ものとなっています。震災後1番目のヒーロー作品になることから「日本を元気にするヒーロー」と定義付けて作成されました。

 8位は菅田将暉さん(26)、桐山漣さん(34)が主演した『仮面ライダーW』。この作品はシリーズ初の2人で1人の仮面ライダーで、2人が同時に変身ベルトを装着することで1人のライダーに変身します。菅田さんは「企画書を見たときに、体が半分になるという必殺技が想像できず戸惑った」と出演したラジオで語っています。

 9位は竹内涼真さん(25)が主演した『仮面ライダードライブ』。「ライダー」と言っているものの自動車モチーフとされており、主人公警視庁で働いています。人気女優の内田理央さんが、本格的に女優デビューした作品でもあり、婦人警官姿がとても似合っていました。

 10位は飯島寛騎さん(22)が主演した『仮面ライダーエグゼイド』。ゲームモチーフとしており、主人公は大学附属病院に勤務する研修医です。医療ドラマゲームという一見結びつかないテーマを上手く融合させています。医療監修も入っており、子供だましではない本格的な作りとなっています。

5位:仮面ライダーカブト(水嶋ヒロ)

仮面ライダーカブト
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 5位は水嶋ヒロさん(35)が天道総司役を務めた『仮面ライダーカブト』。水嶋さんにとっては初主演作品となりました。自分が世界で1番強いと思っているキザで生意気……でも、正義感の強い役どころを演じています。

 仮面ライダーカブトは、仮面ライダー生誕35周年記念作品として制作されました。平成における最強のライダーという主題のもと誕生。カブトムシモチーフとしており、デザインがかっこいいと、当時はネットでも話題になりました。最近は会社経営を行っている水嶋さん、俳優としての活動はあまり活発ではありませんが、昨年にAmazonプライムビデオ『東京BTH ~TOKYO BLOOD TYPE HOUSE~』にゲスト出演しています。

4位:仮面ライダー龍騎(須賀貴匡)

 4位は須賀貴匡さん(41)が城戸真司役を務めた『仮面ライダー龍騎』。この作品は13人の仮面ライダー同士が最後の1人になるまで敵と戦い続けるというもの。最終回を前に主人公には衝撃的な結末が待っています。

 須賀さんは1999年に俳優デビュー仮面ライダー龍騎ドラマ初主演を務めます。その後は朝ドラ大河ドラマを始め、数多くの作品に出演しています。共演した津田寛治さん(53)は、対談の中で須賀さんのことを「13人のライダーの主役なのにかっこつけていなかった」と語っています。作品のバランスを見て自分の振舞いができる判断力があるからこそ、活躍し続けていられるのではないでしょうか。

3位:仮面ライダーアギト(賀集利樹)

 3位は賀集利樹さんが津上翔一役を務めた『仮面ライダーアギト』。海難事故で記憶喪失になってしまった青年を演じました。仮面ライダーアギト仮面ライダー生誕30周年記念作品として制作され、この作品では要潤さん(38)、元純烈の友井雄亮さん(39)もライダーの1人として出演していました。

 賀集さんは2001年に制作された『仮面ライダーアギト』で俳優デビューしました。津上役として再び出演した『仮面ライダージオウ』に関する、「テレ朝POST」によるインタビューでは「役者としての原点であり、特別で欠かせない存在である」と語っています。

 30歳のときには大学に通っていた賀集さん。大人になって俳優業を続けながら受験、通学するのはとても大変だったと思います。年齢に関係なく挑戦するのは素晴らしいですね。

2位:仮面ライダークウガ(オダギリジョー)

 2位はオダギリジョーさん(43)が五代雄介役を演じた『仮面ライダークウガ』。テレビシリーズ約10年の休止を経て制作された平成仮面ライダー第1作目となっています

 オダギリさんは1999年に俳優デビュー、翌年にこの作品で主役に抜擢されました。ラジオ番組に出演した際も「自分はクウガをやるべき運命だった。スゴく大事な作品」と語っています。戦闘シーンアフレコでは気合を入れ過ぎて気を失ってしまったそうです。

1位:仮面ライダー電王(佐藤健)

仮面ライダー電王
仮面ライダー電王 Blu-ray BOX 1』(TOEI COMPANY,LTD.)
 1位は佐藤健さん(30)が不幸体質の主人公野上良太郎役を演じた『仮面ライダー電王』。侵略者「イマジン」という、時間の改変を企てる未来人と戦うというもの。

 佐藤さんはこの作品に出演時、デビュー2年目ながら初主演を務めました。佐藤さんは中盤以降の設定上、タイプの異なる4体のキャラクターを演じ分けなければならず、演技力の高さを証明しました。2018年に公開された映画『仮面ライダー平成ジェネレーション FOREVER』では、10年ぶりに野上役を演じ、ファンを沸かせました。

 今や、若手俳優の登竜門となっている仮面ライダーシリーズ子ども番組だけの位置付けではなく、大人も一緒に楽しめるストーリー性のある作品となっています。令和時代にはどんな仮面ライダー作品が誕生するのか、そして、そこからどんな若手俳優が飛躍していくのか、とても楽しみですね。

TEXT/ちよまる子

【ちよまる子】

東京都出身。テレビをこよなく愛するライターTwitter:@chiyomarumaruko

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