「うちはホワイト企業ナンバーワンです!」!?

世の中には、どんな罠が待ち受けているかも分からないのだ。それが生活のために資金を稼ぐ場、つまり仕事先で起きてしまうと、深刻になってしまいがちである。

新年度がスタートし、各企業に新入社員が配属され、彼らが一生懸命に足手まといにならないように努めているところだ。しかし、早くも挫折しそうになっている子もいる。先日2ちゃんねる「企業『うちはホワイト企業ナンバーワン』就活生僕『入ったろ』」というスレッドが立てられていた。(文:松本ミゾレ)

「まったり企業でも社員同士の繋がり求められるとサビ残が発生する」

スレ主によると、入社前の企業説明会では「うちはホワイト企業ナンバーワンです」と言われていた、何をもってナンバーワンなのか不明だが、その口車に騙されて入社した彼を待ち受けていたのが、思いっきブラックな内情であった。スレ主はその実態について、

「始業1時間前に来い、ゴルフに参加しろ、お酒弱いとここきついよ? 若手はイベントスタッフをしろ。1年間で資格を6つ取れ、深夜残業も当たり前(と指示された)」
「まったり企業でも社員同士の繋がり求められるとサビ残が発生するってよく覚えとけ」

と書き込んでいる。なかなかのトラップである。

また、この会社はホワイトぶりで新聞社に特集されるほどだったというが、「なお偽りのデータによるものである」と書き込んでいた。これではやるせない。スレ主は「ホワイトで有名な某グループに来てはいけない」とも書き込んでいた。

おっさんゴルフに若者を付き合わせるなんてロクな会社ではない

それにしても辟易してしまうのは、騙されてブラックに入社してしまった若い子たちですら、コンプライアンスを気にして社名を開示できない実情である。恐らく研修で厳しく言われているのだろうけど、その一方で「わが社は真っ白でぇ~」とか言ってるわけなので質が悪い。

入社したばかりの若者をここまで萎縮させてホワイト企業を気取っている。そんな会社が実在するとしたら、やるせないものである。だってゴルフ接待だよ? あんなもん自分を紳士と思い込んでいるおっさんの球遊びじゃん。そんなものに若者を付き合わせるなんてろくなものではない。