マンチェスター・シティポルトガル代表MFベルナルド・シウバが1-0で勝利したトッテナム戦後に後輩思いの一面を見せた。イギリススカイ・スポーツ』が同選手の粋な計らいを伝えている。

シティは20日、プレミアリーグ第35節で3日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で敗退を喫したトッテナムと中2日で再戦。試合は開始直後にU-21イングランド代表MFフィル・フォーデンが決めたプレミアリーグ初ゴールを最後まで守り切ったホームチームが1-0で勝利。CLでのリベンジを果たすと共にリーグ10連勝を果たしてリバプールを抜き暫定首位に浮上している。

同試合では18歳でビッグマッチに抜擢されたフォーデン、幾つかのビッグセーブでチームを救ったブラジル代表GKエデルソンの活躍が光った一方、先制点の起点となるクロスを含め右サイドで常に攻撃の起点となり続けたベルナルド・シウバが圧巻のパフォーマンスを披露し、プレミアリーグが選出するマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

しかし、チーム屈指のいじられキャラであり、慎み深い性格で知られるベルナルド・シウバは、『スカイ・スポーツ』の試合後インタビューの際に、「これ(マン・オブ・ザ・マッチ賞)は君に譲るよ。君は決勝点を挙げたんだからね!」と、インタビューに同席したフォーデンにマン・オブ・ザ・マッチ賞をプレゼント。

初めは恐縮した様子で受け取ることを丁重に断ろうとしたフォーデンだったが、最終的に先輩からの申し出を受け入れ、がっちりとした握手と共にマン・オブ・ザ・マッチ賞を受け取った。

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