オーストラリアホームレス男性が、仲良く暮らしていたペットネズミを盗まれた。

気落ちした男性の姿がSNSで拡散された結果、地元警察が動き、ホームレス男性は相棒のネズミと再会することとなった。

気のいいホームレス男性

オーストラリア・シドニーの路上で暮らすChrisさん(59歳)は、街の人たちによく知られている。その理由は、笑顔が絶えない朗らかな性格と、彼が一緒に暮らしている可愛いネズミのせい。

ネズミの名前はLucyルーシー)。いつもChrisさんの横にある箱の上に、ちょこんと座っていたという。

ところが、4月6日の午後、ネズミLucyは盗まれた。Chrisさんが近くのトイレに行っている間に、誰かがLucyを持って行ってしまったようだった。

気落ちした姿がSNSで話題に

Chrisさんは、いつもLucyが座っていた箱に張り紙をした。

私のペットネズミLucyが、土曜日に盗まれました。Lucyの色は白と黒で、茶色が少し入っています。

張り紙の横で落胆している彼の姿がFacebookに投稿され、そこからさらにRedditへと拡散した。

RedditユーザーFacebookスクリーンショットアップロードし、こんなコメントをつけた。

ホームレスの人から愛するペットを持ち去るなんて、真面目な話、なんて酷いことをするんだろう。皆にこの話を拡散して欲しい。ソーシャルメディアの力が、Lucyの居所を知る誰かを見つけることを願って。

警察が発見

Lucyを見つけたのは、SNSの盛り上がりを知って動いた地元警察だった。

ニューサウスウェールズ州警察によると、Lucyは「盗まれた」わけではなかったとのこと。Chrisさんがトイレに行っている間、1匹でいたネズミを見た女性が、そのまま放っておいては可哀想だと思って家に連れて帰ったらしい。

Chrisさんは警察署の一室でネズミLucyと再会。その様子を映した動画が、警察(NSW Police Force)のFacebookに投稿されている。

仲良しのネズミを盗まれた男性ホームレスの悲しむ姿がSNSで拡散→警察が捜査に動く