詐欺(thavornc/iStock/Thinkstock)

警察庁の発表によれば、2010年以降、認知件数が増え続けている詐欺事案。よく知られる「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」に加えて、近年では仮想通貨詐欺やオークション詐欺など、手口も多種多様になってきた。

先日は、タイでの日本人振り込め詐欺グループが逮捕されたり、アポ電詐欺が殺人事件に発展するなど、詐欺による事件が世間を騒がせている。

事件が報道されるたびに、その巧妙な手口に驚く人も多いはず。人を騙すには、その分野の豊富な知識が必要だ。「その知恵を世のため人のために生かせばいいのに」と考える人もいるのではないだろうか。

 

■その努力がもったいない

しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の56.9%が「詐欺師に対してその知識を他のことに生かせばいいのにと思う」と回答した。

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男女別に見ると、男性は53.9%、女性では60%と、女性のほうが詐欺師たちを冷たい目で見る傾向があるようだ。

 

■高齢女性がターゲット?

さらに、この調査を男女年代別に見ていくと…

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50代女性が66.9%、60代女性も64.9%と、全体平均と比較しても10ポイント近く高い。こうした詐欺の被害者には高齢の女性が多いとも言われ、警戒感とともに、詐欺師の更生を祈っているのかもしれない。

 

■浮かびあがるターゲット像

さらに、この結果を地域別に見てみると…

詐欺東北・北海道地域の割合が高く、東北地方が64.8%とトップ。一方、首都圏では52.4%ともっとも低い割合に。

北関東地域の人は、詐欺師に対して呆れながらも更生し世のために役立つことをしたらいいと、どこか暖かい眼差しをもっているようだ。一方、首都圏の人はそもそも詐欺に対して冷たい印象を持っている人が多いのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・赤坂

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数

「その知恵を他で生かせばいいのに」 巧妙な詐欺に対する世間の目は…