(株)ワイ・ケイ・ジャパン(TSR企業コード:292236425、法人番号:4011001046028、渋谷区宇田川町2-1、設立1986(昭和61)年9月、資本金3000万円、石井年晴社長)は4月17日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。申請代理人は柴原多弁護士ほか(西村あさひ法律事務所、千代田区大手町1-1-2)。監督委員には辺見紀男弁護士(サンライズ法律事務所、千代田区麹町2-2-36)が選任された。
 負債総額は債権者約480名に対して162億4269万円(うち、預託金関連は約380名に対して約81億4200万円)。

 1991年5月に開場した「21センチュリークラブ富岡ゴルフコース」(群馬県富岡市)を運営。18ホール、パー72で、妙義・榛名・赤城の上毛三山を望む絶好のロケーション。サファリパークを取り囲むようにゆったりとレイアウトされた丘陵コースで、過去には年間10億円以上の売上高をあげていた。
 しかし、ゴルフプレー客の減少などから業績不振に陥り、近年の売上高は約4億円にとどまっていた。会員向け預託金償還の問題を抱えていたため、資金繰りも限界に達し、自力での再建を断念した。
 なお、スポンサーとしてゴルフ場運営などを手掛ける(株)ユニマットプレシャス(TSR企業コード:298705818、法人番号:4010401093002、東京都港区)が候補にあがっている。

 債権者説明会は、会員向けが4月20日新宿区内で、一般債権者向けが4月22日群馬県高崎市内で開催予定。