中国人から「民度が高い」と評判の日本。最近では中国でも都市部を中心に、民度やマナーを向上しようという意識が高まってきており、日本から学ぼうという考えの人も少なくない。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人の民度が「ドイツ人よりも高い」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、「民度は学歴でもお金でもなく『一挙手一投足』から分かるものだ」と持論を展開。言い換えるとちょっとした日常に見られるということのようだ。それまで「メディアの宣伝のせい」で、日本に対して非常に悪い印象を持っていたという記事の筆者だが、クルーズ船での日本旅行で、ほんの半日日本に立ち寄っただけで、日本人の民度に「征服」され、尊敬しないわけにはいかなくなったという。そして、改めて日本旅行を計画して気付いた日本人の民度について紹介している。

 筆者が特に感動したというのは、日本が「人に優しい社会」であることだ。例えば、子どもや車いす利用者に優しく、エレベーターには届きやすい高さにボタンが設置され、公共のトイレには専用のトイレおむつ替えシートがあり、空港には子どもの遊び場がある。また、喫煙者にも優しいとも指摘している。指定場所でしか喫煙できないものの、外の寒空の下で吸わなくても良いように、屋外には専用の喫煙室が設置されていると紹介。場所によっては加湿器や自販機まであるほど親切で、プライバシー保護のために目線の部分をすりガラスにするなど、利用者の立場になって設計されていると伝えた。

 では、どんなところが「日本の民度はドイツよりも高い」のだろうか。日本は昔ドイツに学んだことがあるが、かつてドイツから学んだルール意識、細かな設計、製品や管理の細かさの面で、日本はいまやドイツをしのぐほどだと称賛した。何よりも、「日本のルールには人間味がある」のだという。ルールには厳しいが、あくまで人が第一のルールという「現代の精神」を持っていると感服した様子で伝えた。

 こうしてみると、日本人ルールをきちんと守りながらも、人間本位という原則を守っているといえるだろう。この点、何かと表面的になりがちな中国は、日本から学べる点が多くあるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本人の民度に「征服」され、尊敬するように・・・一体なぜ? =中国メディア