風間俊介が、4月22日に行われた新ドラマ「おしい刑事」(5月5日[日]スタート 毎週日曜夜10:00-10:50、NHK BSプレミアム)の試写会に出席した。

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同作は藤崎翔による同名小説のドラマ化。並外れた推理力で犯人を追い詰めるが、あと一歩のところで手柄を同僚に横取りされてしまう押井(おしい)刑事の活躍を一話完結で描く。

出世知らず、彼女おらずのとことん“惜しい”主人公・押井を演じる風間は「『“惜しい人”を風間くんにやってもらいたい』と言われた時に、僕は惜しいんだ…と思いました。『あなたはパーフェクトな人間です』、と言われるよりもうれしく感じましたね」と、オファーを受けた時の心境を明かす。

■ 風間「『何だこいつ!』といとおしく感じました」

風間演じる押井は、女性経験がないため女性の目を真っすぐ見ることができないという役どころ。

これには風間も「目を合わせないって、いざやると難しいんですよね。本当にどこに話し掛けているのかよく分からないし、相手のリアクションも見えないし…」と苦労した様子。

しかし、「完成した映像を見て、『何だこいつ!』といとおしく感じました」と出来栄えには自信を見せた。

現場の雰囲気については「押井はみんなになめられているというキャラクターなので、僕のこともみんないい感じになめていて…(笑)。すごく気軽に話し掛けてくれるし、粗雑に扱ってくれるんです。

だからお芝居の相談もしやすくて、雑談の中から生まれる“小ボケ”もあったりしますね」とチームワークの良さをアピール。

さらに「犬飼貴丈くんとのシーンが多かったのですが、犬飼くんはとても人見知りなんですよね。撮影が3日くらい空くと、関係性が全てリセットされるんです。『うそだろ!? あんなに語り合ったじゃないか!』って(笑)」と明かす。

続けて「それを積み重ねていったらすごく仲良くなれたんです。落ち着いたら一緒に旅行にでも行きたいというくらいの関係になっています」と、共演シーンの多い犬飼とのエピソードを披露した。(ザテレビジョン

会見に登場した風間俊介