NGT48の振り付けを手がけたこともある元AKB48NMB48梅田彩佳4月22日、自身のTwitterで「正直者が損をする世の中に私はなってほしくない…」と切り出してフォロワーの共感を呼んでいる。ツイートのタイミングと内容から前日行われたNGT48チームG『逆上がり千秋楽公演にて、昨年暴行被害に遭った山口真帆がグループからの卒業を発表した件に向けた発言と思われる。

山口真帆は卒業発表とともに、メッセージで「仲間たちに自分のような怖くて辛い思いをさせたくないからグループに変わってほしくて、すべてを捨てる覚悟で取った行動だった」との趣旨でこれまでの暴行被害告発から運営に対する批判などを振り返っている。

そうやって頑張ってきたが「メンバーを守りたい、真面目に活動したい、健全なアイドル活動ができる場所であってほしかっただけで、何をしても不問なこのグループに、もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」というのが卒業を決意した主な理由だ。

梅田彩佳はTwitterで「正直者、真面目にしてる人、ちゃんとしてる人、救われてほしい。隠したり、ずる賢こかったり、適当な人は、いなくなればいいと思う」「ステージであんなにみんな必死に頑張ってるんだもん。周りはそれを見て何も思わないのかな」とやり場のない憤りを露わにした。

また、NGT48は今回の千秋楽公演をもって従来のチーム制を解体して「NGT48 1期生」と「NGT48研究生」からなる新体制で再スタートする。

梅田は、NGT48の運営(AKS)が山口に卒業発表させることで「けじめ」をつけ、再スタートを目指そうというやり方にも不満を感じているのだろう。

「ファンの方もちょろくないんだよ、人なんです。人対人なんだから」「こうしたらファンの方もついてくるな、、、なんて考えなのかな。甘くないよね、そんなに」と看破した。

さらに彼女は「ファンの皆様、自分の推しを守ってあげてね。こんな時は本当にファンの皆様の力が声が1番勇気が出るんだよ」と呼びかけ、「私はどんなアイドルちゃんが出てきても、自分が所属させて頂いてたグループが1番大好きです。応援してるし、推しです。だからこそ、ずっと輝いてる場所でいて欲しんだ。それだけです」(原文ママ)と結んだ。

梅田彩佳は運営の考え方に納得がいかないものの、NGT48のメンバーたちにはアイドルであり続けてほしい、そしてそれにはファンの力が必要だと言いたかったのだろう。

フォロワーからは「梅ちゃんの舌打ちさえ聞こえてきそうな、文面というか、お言葉…こういう人がいたから、AKBって凄かったんだよね…って思える」、「NGTの公演の振り付けをしてくださってありがとうございました。メンバー達がキラキラした目で『スゴいことなんだよ!』って報告していた姿が忘れられません」と反響があるなか、「守ってあげたいけど、その推しがいるグループの現状が“アレ”なんです。なんかもう、素直に応援が出来ないです。梅田さんにこんな事を言ってごめんなさい」という声も見受けられた。

画像1枚目は『梅田彩佳 2019年4月22日付Twitter「夜中にさらっと投稿してみる。。。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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