チェルシーに所属するブラジル代表DFダヴィド・ルイスが、引き分けに終わったバーンリー戦に苛立ちのコメントを残した。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第35節が22日に行われ、チェルシーバーンリーと対戦。8分にコーナーキックのこぼれ球から失点したが、12分にエンゴロ・カンテのゴールで試合を振り出しに戻すと、14分にはゴンサロ・イグアインが強烈なシュートを叩き込み逆転に成功した。しかし、24分に再びセットプレーから追いつかれると、勝ち越しゴールは奪えず2-2のままタイムアップを迎えた。

 試合後D・ルイスは、「僕たちは勝つために全てを尽くした。でも、2つのチャンスで2点を決め、試合をしようとしない相手に勝つことは難しい。彼らは前半開始直後から時間を稼ごうとしていた。あれはアンチ・フットボールだ。プレーすることは難しかった」とバーンリーの戦い方を批判した。

 さらに、「ピッチ上で権限を持っているのは審判だ。でも、彼らがピッチ上で何が起こっているのか確認しようとしなければ、プレーすることは難しくなる」と主審の判定には不満を口にした。

 CL出場権を争うライバルチームとの勝ち点差を広げるチャンスだったチェルシーだが、勝ち点「1」獲得にとどまった。この結果、1試合消化試合が多いチェルシーは勝ち点「67」とし、暫定ながら得失点差でトッテナムに次ぐ4位に浮上した。なお、5位のアーセナルは勝ち点「66」、6位のマンチェスター・Uは「64」となっている。次節、チェルシーは28日にアウェイでマンチェスター・Uと対戦する。

バーンリーの戦い方を批判したD・ルイス [写真]=Getty Images