このほどインド在住の10代少女の子宮内から、重さ15キロの腫瘍が摘出された。一人で抱えるのも大変なほどの大きさの腫瘍に、摘出した医師ですら驚きを隠せないでいる。『Metro』『The Sun』などが伝えた。

インド北西部パンジャブ州にあるサリン病院で、16歳の少女の子宮から15キロの巨大な腫瘍が摘出された。少女は生理が止まり、腹部の痛みを訴えて医師の診察を受けていたが、症状は一向に改善されなかったようだ。

その後の検査により、医師らは少女の子宮内に大きな腫瘍があることを発見し、今月17日に開腹手術が行われた。腫瘍の摘出は腫瘍専門医として23年以上の経験があるヴィヴェック・グプタ氏が率いるチームにより行われたが、15キロにもなった腫瘍はベテラン医師にとってもかなりの驚きだったようだ。幸いなことに腫瘍は良性で、少女には完全な回復が見込まれるという。

同州フェローズプールに住む少女の父親は、子宮内に3キロの新生児5人分ほどの腫瘍を抱えていたことにショックを受けたものの、「生理が止まったため、どこかに異常があるとは思っていました。手術で腫瘍が摘出されたことで、娘は新しい人生を歩むことができるでしょう」と胸をなでおろしている様子だ。

なお昨年7月には、腹部の異様なふくらみを「ビール腹」と信じて疑わなかった米カリフォルニア州の47歳男性に35キロの腫瘍が見つかり、10時間に及ぶ摘出手術が行われた。さらに2017年1月には、医師から「ただのデブ」と15年間も言われ続けた米ミシシッピ州在住の男性の下腹部から60キロの腫瘍が摘出されていた

画像は『The Sun 2019年4月22日付「GRUESOME GROWTH Doctors remove huge 15kg tumour from inside 16-year-old girl’s womb」(Credit: SWNS:SOUTH WEST NEWS SERVICE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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