観たい映画の話を何気なく人に話したら、「その映画のオチは…」とネタバレされてイラッとした経験はないだろうか。

このことについて、23日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)での加藤浩次の発言が話題になっている。

 

■SNSで『コナン』ネタバレが続出

番組では、SNSで続出している「強制ネタバレ」について特集。ユーザーがツイッターに現在公開中の映画『名探偵コナン 紺青の拳』を観に行くとつぶやくと、見知らぬユーザーから「犯人は○○です」とネタバレされてしまったという。

また、「今から観に行ってくる!」というつぶやきに対して、「行ってらっしゃい!」と普通のやりとりをしながらも、そのユーザー名が「名探偵コナンの犯人は○○」とネタバレアカウントといったケースも。推理モノの映画ということもあり、犯人をバラされるのは迷惑極まりないといえる。

 

■「観に行くって言う必要ある?」

これを受け、フリーアナウンサーの高橋真麻は「信じられないです。これは製作者に対しても失礼」と怒りをあらわにした。

しかし、加藤はネタバレをするユーザーについて「完全な愉快犯」と不快感を示しつつも、そもそもツイッターに映画を観に行くことを報告するユーザーに「『コナン観に行く』って言う必要ある?」と疑問を呈する。

スタジオからは「それはある」と爆笑とともに総ツッコミが入ったが、加藤はそもそもSNSに自分の行動を書くことが理解できないようで、「俺はないなあ…」「(SNSなど)何にも見ないで『コナン観に行きます』とも言わずにふらっと行けばいいだけじゃないの? ダメ?」「人間の行動として、『今から○○行きます』って言う必要あるの? 大人なのに」と感想を漏らした。

■ネットの反応は…

「観に行くって言う必要ある?」という加藤の発言を受け、ネット上では「めちゃめちゃ同意」「正論」と共感の声があがる。

加藤浩次の一言に笑った。間違いない(笑) 自分もたまに言うけどそう言われればそうだな」

 

「正論だよね(笑) でもつぶやきたいのよー!」

 

しかし、一方でこのような否定的な意見も。

「加藤さんの言いたいことも分かるんだけど、ならTwitterの用途とは? と思ってしまう(笑) いいじゃん、『コナン見に行ってくる〜!』ってツイするだけで『私も!』なんてリプもきたりするんだから。確かに対策は必要なんだけどね(笑)」

 

■ネタバレにイラッとする人は…

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,343名に「ネタバレ」に関する意識調査を実施したところ、6割以上が「映画などの結末を先にネタバレされるとイラッとする」と回答。やはり、多くの人はネタバレされることに不快感を抱いているようだ。

ネタバレが迷惑行為なのは間違いないが、不意のネタバレを防ぐために自衛を心がけるのも大切。ミュート機能を活用するなど、SNSとの向き合い方を考えたい。

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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20~60代の男女1343名(有効回答数)

加藤浩次、『コナン』ネタバレ騒動にまさかの発言 「正論すぎて笑った」の声