株式会社インテージヘルスケア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:仁司与志矢、以下インテージヘルスケア)は、全国一般用医薬品(OTC)販売動向調査のデータを基に、「2019年3月度一般用医薬品 薬効別ランキング」を発表しました。


1.2か月連続で前年比を下回るも、過去4年の3の平均を100とした場合の指数は103.8で平年を上回る 「一般医薬品(OTC)市場の販売金額推移」


3月のOTC市場の販売金額は、前年同月比99.7%の1058億円でした。昨年3月は花粉の飛散量が非常に多かったと推測され、関連薬が過去10年間の市場規模トレンドで最高値となった反動もあり、前年比マイナスとなりました。しかし、過去4年の3月の平均を100とした場合の指数は103.8と、平年を上回りました。


2.鼻炎治療剤は、販売金額は好調なものの販売個数は減少アレルギー用目薬を中心に目薬が不調 「好調薬効トップ5、不調薬効ワースト5(金額前年同月差)」

当月の花粉関連薬は、昨年3月が記録的な販売金額だったことや、販売金額の立ち上がりが昨年と比べて一週間ほど早かったため、大幅な伸びには至りませんでした。花粉関連薬の販売金額は、3月4日の週をピークに減少しています。鼻炎治療剤は、大容量商品が好調だったため販売金額は前年を上回りましたが、販売個数は減少となりました。不調薬効となった目薬は、アレルギー用目薬を中心に前年の水準を下回りました。

【3月のトピック: 2018年度(4-3月計)のOTC市場】
2018年度のOTC市場推計販売金額は1兆1471億円で、2015年度からの微増傾向が続きました。市場の伸び率は鈍化したものの、前年を上回りました。
推計販売金額構成TOP10の薬効別では、3年連続トップは総合感冒薬、次いでドリンク剤となっています。漢方薬、鼻炎治療剤はそれぞれ一つランクが上がり、胃腸薬が2ランクダウンという結果になりました。


SDI(全国一般用医薬品パネル調査)1960年調査開始 ※2018年4月度から調査設計を変更しました
対象業態:OTC医薬品を販売しているドラッグストア、スーパーマーケットコンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア
エリア:全国
調査店舗数:3,245店舗
データ収集方法:POSデータのオンライン収集
対象カテゴリー医薬品、医薬部外品
        (対象カテゴリーのバーコードが付与されている商品のみ)
調査項目:各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数、販売金額など


【株式会社インテージヘルスケア】 https://www.intage-healthcare.co.jp/
株式会社インテージヘルスケアは、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチおよび医薬品開発・製造販売後調査・安全性業務支援をコアビジネスと位置付けています。インテージグループのヘルスケア領域を担う各社※と一体となり、ソリューションを提供。それにより、ヘルスケア領域のあらゆる課題に対して、「医療消費者」起点のデータの価値化による、最適な意思決定をサポートしていきます。
インテージヘルスケアは2019年4月、株式会社アスクレップと株式会社アンテリオが経営統合し、スタートしました。
※ 株式会社協和企画、株式会社医療情報総合研究所、株式会社プラメド、Plamed Korea Co., Ltd.


【報道関係のお問い合わせ先】
■株式会社インテージヘルスケ
経営企画部 川畑(かわばた)
TEL:03-5294-8393(代)
お問い合わせ: pr-ihc@intage.com

【本調査に関するお問い合せ先】
■株式会社インテージヘルスケ
コンシューマーヘルスケア・ソリューション部
担当:有方(ありかた)
TEL:03-5294-8393(代)
「お問合せフォーム」https://www.intage-healthcare.co.jp/contact/service/

配信元企業:株式会社インテージホールディングス

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ