あるところに人の悲しみを放っておけない人がいた。その人は次々と心に痛みを抱えてしまった人々と出会い、なぐさめることを続けてきた。
その結果、他の人の心の痛みという名の黒い塊は、全部その人に乗り移り、ついには真っ白だったからだが真っ黒になってしまった。
この人が引き受けたたくさんの心の痛みはどうなってしまうのだろう?
ラストに思わずジーンと来てしまう感動のアニメーション・ショートフィルム「副作用(Effetti collaterali)」である。
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風船が飛んで行ってしまい悲しんでいた少女を目撃したその人は、少女に近づきなぐさめてあげた。少女は心の痛みがすっと軽くなった。
それもそのはず。少女の手に沁みついていた悲しみという名の黒い塊は、その人の方へと移動していったのだ。
その人は次に喧嘩しているカップルに出会った。女性が男性をひっぱたいて去っていった。男性は足にズシンと心の痛みを感じていた。
その人は男性を慰める。するとまた、男性の悲しみはその人へと移動していった。
最後に出会ったのは今まさに、飛び降りようとしている女性だ。その人は必死でそれを止め、女性の体にしみついた悲しみをもらい受けた。
ついにその人は真っ黒になってしまった。人々の悲しみで体がどんよりと重くなってしまった。トボトボとうつむきながら自宅へと戻るその人。
だがそこに待ち受けていたものは・・・
その人の痛みは蓄積されることなく、また他者に移動させることなく飛んで行ったようだ。
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