経済的な理由で着の身着のまま、いつも同じ服を着ている子供はいじめターゲットになりやすい。

そう気づいた米ニュージャージー州ニューアークにある、ウエストサイド高校のアクバルクック教頭が講じた解決策が注目を集め、予てより複数の海外メディアで取り上げられている。

「服が汚い」といじめられる

数年前にアクバル教頭が同校に就任したとき、いじめは深刻な問題であり、例えば「いつも汚い服を着ている」といっていじめられた生徒がそのまま学校に来なくなるケースが相次いでいた。

さっそく解決に乗り出した教頭は、家で洗濯ができないのなら学校でやればいい…そう思い、校内に生徒が無料で使える洗濯機を設置。

これが予想以上の効果をもたらした。

出席率がアップ

boredpandaが伝えるところによると、学校内に洗濯機と乾燥機を設置すると生徒の出席率が10%上昇したという。

現在、洗濯機と乾燥機は5台ずつあり、部活の後汚れたユニフォームをすぐに洗えるよう、洗濯室と運動部の部室を兼ねるといった策も講じられている。

ちなみに、アクバル教頭が生徒のために取り組んでいるのは洗濯問題だけではない。

行き場のない子供たちが路上をさまよい、銃による深刻な犯罪に巻き込まれるリスクを減らすべく、子供たちが安心して過ごせる場所の提供する「Lights On program」の充実にも心を砕いている。

「服が汚い」といじめられる生徒を出さないために学校が洗濯機を設置する