映画「スパイダーマン」や「アントマン」を7秒見ただけで、実際のクモやアリに対しての恐怖感が20%軽減されるという研究が注目を集めている。

イスラエル心理学者が、恐怖を抱いている物や状況に対して、危険を伴うことなく直面させることで不安や苦痛を克服する暴露療法として、映画「スパイダーマン」を研究材料として取り上げることに。  

424人を対象に行われた実験の結果、映画のシーンを7秒間見せただけで、20%の恐怖症状が軽減した。研究者は「非常にしっかりとした実験結果が出た」と報告し、さらに「スーパーヒーローは恐怖に立ち向かうために自らの奥底に眠る精神を示す。心的外傷後にストレス障害を患っている人々も助けることができるかもしれない」と、近日公開される映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」なども次の研究材料にすると伝えられている。

ネットでは「この学者、ただのオタクだな?」「スパイダーマンを全部見たけれどタランチュラからは逃げ出すよ」「楽しそうな研究」「映画会社もニッコリの結果」といった声が上がっている。