モデルの皆さんは、洋服を素敵に着こなすだけでなく、ファッションに関する幅広い知識を持っています。中でも「マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」(以下、TGC)に出演したモデルemmaさんは、専門学校ファッションを本格的に学んだおしゃれ番長。豊富な知識とセンスで一目置かれています。 今回はemmaさんのファッション観に加えて、専門学校へ進学しようと思ったきっかけや、将来の目標について語っていただきました。

TGCはあたたかいお客さんがいて、まさにパワースポット

―― ランウェイを歩かれた感想はいかがですか?

TGCは毎回出るたびに皆さんから元気をもらえる場所です。今日のお客さんもすごく温かくて、私の名前を書いたボードを持ってきてくれて歩くたびに温かい声援をくださり、パワースポットだなと思っています。


―― この春注目しているファッションやすでに購入しているアイテムはありますか?

この春はアニマル柄に注目していて、ゼブラ柄・トラ柄・ヒョウ柄など、いろいろなアニマル柄を今季っぽくいろいろな素材を交えて着たいと思っています。すでにいくつか買いましたが、いろいろなアイテムを集めています。あとは夏に向けて、アロハシャツっぽいものを購入しました。


―― emmaさんに少しでも近づくために、高校生ができるファッションのコツを教えてください。

高校生の頃からいろいろなものを見て刺激を受けるのがおしゃれになる第一歩という気がしています。いろいろな雑誌を見たりお店に行ったり、いろいろなジャンルの服を着てみて、自分に何が似合うのかを見つけるといいんじゃないかと思います。


―― emmaさんご自身は、いつごろからファッションに興味がありましたか?

本格的に雑誌を読んだりして興味を持ったのは中学1年生頃だったと思いますが、母の話を聞くと、小さい頃からファッションにこだわりがあったみたいです。私の記憶にはないのですが、「この靴じゃなきゃ嫌だ」とかそういう意識があったようです。


―― ファッション雑誌を読み始めたきっかけは?

最初はモデル長谷川潤さんのことがすごく好きで、潤さん目的で『ViVi』を見ていました。そこからいろいろなジャンルの服に興味を持って、ファッションは私にとって一番の武器だと思ったんです。だったらそれを極めたいと思い始めたのが高校生の頃でした。

高3の夏、体験入学のためにお金を貯めて上京!

―― そして服飾専門学校へ進学するために北海道から上京されましたが、進路はいつ頃決めましたか?

高校3年生の時でした。それまではやりたいことが一つもなくて、でもなんとなく大学へ行くのは嫌ですごく迷っていたのですが、高校3年生の夏休みに、自分でお金を貯めて服飾専門学校の体験入学に行きました。その時に「この学校しかない」と思って進学する決断をし、親を説得しました。


―― 自分でお金を貯めて上京するというのは、高校生にとってはすごい決意ですね。

それぐらいの気持ちがないと上京させられないと親に言われていましたし、生半可な気持ちで上京するのは私も嫌でした。せっかく行くならきちんと学びたかったので、自分でお金を貯めて行きました。それぐらい本気でした。


―― 高校生の頃、ファッションは何を参考にしていましたか?

私の実家のまわりではあまりファッションの参考になるものがなかったので、派手な原宿系のファッションや今やらせていただいている『ViVi』など、とにかくいろいろなジャンルの雑誌を見て、すごく刺激を受けていました。当時はSNSもなく、今ほど情報がない状況だったので、雑誌を隅から隅まで読んで、似ているものを地元のお店やインターネットで買ったりしていました。

専門学校で学んだからこそ、服を作る人たちへの思いも深くなる

―― 専門学校で学んだことは、現在モデルの仕事をする上で役に立っていますか?

ファッションに対する姿勢や気持ちは他の人よりも強い気がするので、そこは自分を褒めてあげたいと思っています。デザイナーなど、服を作ってくれた方に対しての思いは、専門学校ファッションを学んだからこそ持つことができる気持ちだと思いますね。

2年間専門学校で学んでいた時はすごく大変でしたけれど、モデルを仕事としてさせていただく上で、とても力になっていると思っています。例えば、最近はパリコレを見に行かせていただいたりしているんですが、ブランドに対して強い憧れを持つことができているのは専門学校に通っていたからこそだと思うんです。専門学校に行っていなくても違う仕事はできたと思いますが、学校に行っていなかったら今の人生はないと思います。学校へ行ったからこそ出会えた人もいますし、進学して良かったと思っています。


―― 今後、どのようにお仕事の幅を広げていきたいですか?

一昨年本を出させていただいたんですが、本を作ったり、裏方の仕事がすごく好きなのでポップを作ったりとか、そういうことを続けていきたいです。あとは若い子たちに「ファッションは面白いしもっと自由でいいんだよ」ということを、どんどん広めていくのが自分の使命なのかなと今は思っています。


―― 高校生に向けてメッセージをお願いします。

高校生の頃は、とにかく夢を見つけることが大切かなと思います。ざっくりでもいいので、自分は何が好きだから将来どういうものを仕事にしたいかとか、そういう夢を高校生のうちに持っておくと、将来の目標になります。自分の好きなことや夢を見つけることはすごく重要なことだと思います。

高校生だからこそ持てる感性があると思いますし、本当に貴重で素晴らしい、かけがえのない時間だと思うので、目いっぱい遊んで勉強して、自分の好きなことを見つけてください。



自分自身でお金を貯めて上京し、夏休みに服飾専門学校へ体験入学をしたというエピソードからは、emmaさんのファッションに対する本気が伝わってきます。高校生の頃からしっかりしていたemmaさんらしく、今後のご自身の仕事に対するビジョンも明確に語ってくださいました。進路に悩んでいる高校生は、emmaさんのように何が好きなのかというところから考えていくと、道が開けるかもしれませんよ。

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