2019年秋に上演される、タクフェス第7弾『流れ星』の出演者、第二弾が解禁となった。既に発表されていたタクフェス初参戦の田中美佐子、舞台初出演の飯豊まりえに引き続き、柳美稀、富田翔冨森ジャスティン、松村優、遠藤瑠美子らの出演陣が決定した。

2006年初演、2009年再演した、東京セレソンデラックスの代表作でもある『流れ星』。10年ぶりに感動の名作が再び幕を上げる。大阪万博学生運動よど号事件、東大爆破騒ぎ真っ只中の1970年。「愛とは何か」「幸せとは何か」を追い求め、日本中が力強く生きていた高度経済成長期の東京を舞台に、「思い」を伝える真っすぐな気持ちを描く。

本公演は、2019年10月~12月、新潟、足利、仙台、札幌、福岡、東京、名古屋、大阪にて上演となる。公演日程詳細・チケットの取り扱い情報は後日発表される。舞台の詳細は、公式HP http://takufes.jp/nagareboshi/ にて、随時公表予定だ。

作・演出・出演:宅間孝行 コメント

宅間孝行

宅間孝行

流れ星』10年ぶりの上演となります。自分の作品の中でも、かなり人気の作品であり、自分としてもかなりお気に入りの作品なのに、こんなに間が空いたのは何故だろう……なんて思いつつ、きっと今このタイミングでやる意味があるんです!是非それを確かめに劇場にいらして下さい!1970年にタイムスリップする今作品、魅力的なぶっ飛びキャラ満載です。そして愚直な、不器用な古き良き日本人の姿に、グッとくることと思います。次にいつ「流れ星」をやるのか、もうやらないのか……本当に分かりません。何卒この機会にお見逃しなさりませぬよう。そして思う存分、この『流れ星』の世界、ご堪能ください! 皆様のご来場、心よりお待ちしております。

【あらすじ】
東京の片隅にある古びた下宿屋「徳秀館」。星野謙作と夏子の熟年夫婦が営んでいるが、2人の間は冷え切っていた。そんなある日、会話らしい会話もなくいつものように出かけた謙作は、出かけた先で突然倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまう。
それから初七日を終えたある夜、夏子の前に突然、魔法使いだと称すマリーが現れ、夏子の願いを四つ叶えてくれるという。半信半疑の夏子だったが、人生をやり直すため、謙作と結婚をする前の時代にタイムスリップをすることに。
そして夏子とマリーは、1970年昭和45年へ。…果たしてマリーの正体は?目的は?夏子の知らなかった事実が、次第に明らかに……。