先日、2024年に発行予定の新紙幣のデザインが発表となりました。

1000円札はペスト菌を発見し、また破傷風の治療法を開発した「日本の細菌学の父」として知られる北里柴三郎。新5000円札は岩倉使節団に随行して渡米、日本の女子教育の先駆者である津田梅子。新10000円札は株式会社組織による企業の創設 ・育成に力を入れ、生涯に約500もの企業に関わったと言われる渋沢栄一

それぞれ名前くらいは聞いたことがあるけれど、詳しくはちょっと、という人、多いのではないでしょうか。

そこで今回は働く女性のみなさんに「新紙幣の肖像にしたい人」について聞いてみました。

1000円

第1位 坂本龍馬 (9%)
同率1位 野口英世 (9%)
第3位 イチロー (5%)
同率3位 夏目漱石 (5%)
第5位 手塚治虫 (4%)
※有効回答数152件。自由回答の結果を集計・無回答を除く

一番多かったのは「坂本龍馬」と「野口英世」で同数です。

坂本龍馬」はご存知のとおり、幕末に活躍した志士。多くの日本人が歴史上の偉人として思い浮かぶ人物の一人です。いろいろな話が残っていますが、実は謎も多く、特に暗殺実行犯は今でもよく、テレビや本のネタになっています。また、後で創作されたストーリーもあるらしく、調べれば調べるほど、新しい発見がある人物でもあります。

次に多かったのは「イチロー」と「夏目漱石」。

イチロー」は野球に詳しくなくても、日本人のほとんどが知っていますよね。また、先日、国民栄誉賞の受賞を打診されましたが、「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」幕と返答し、また辞退。これで3回目の辞退です。

その次に多かったのは「手塚治虫」。

手塚治虫」といえば、昭和を代表する漫画家ストーリー漫画の第一人者です。代表作は、「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「ブラックジャック」「火の鳥」などで、「鉄腕アトム」は今年日本でワールドカップが行われるラグビー日本代表の応援キャラクターの一つになっています。

その他、「紫式部」や「徳川家康」、昨年の秋に引退した「安室奈美恵」、今年1月に2020年末で活動休止を発表した「嵐」なども名前が挙げられています。

1000円札は一番、流通している紙幣ですので、みんなが親しみを感じる人の肖像がいいのかもしれませんね。

5000円

第1位 紫式部 (5%)
第2位 樹木希林 (4%)
同率2位 織田信長 (4%)
同率2位 野口英世 (4%)
同率2位 与謝野晶子 (4%)
※有効回答数137件。自由回答の結果を集計・無回答を除く

一番多かったのは「紫式部」です。

もしかしたら気がついていない人もいるかもしれませんが、「紫式部」は2000円札の裏面で、御簾からちょっとだけ顔をだしています。

次に多かったのは「樹木希林」「織田信長」「野口英世」「与謝野晶子」の4人。
昨年亡くなった「樹木希林」は、1年近くたった今でもテレビや雑誌などで話題になっています。少数ですが、同じ5000円札の肖像に使いたい人に名前が挙げられた「内田裕也」との夫婦関係は、現代の夫婦像の理想のひとつになっているのかもしれません。

5000円札として名前が挙がった人の特徴は、女性が多いこと。実に44%の人が女性の名前を挙げています。1000円札が15%、10000円札が5%ですので、その差は歴然です。現在の5000円札は「樋口一葉」で、その前は「与謝野晶子」、新5000円札は「津田梅子」と女性が続いたからでしょうか。

また、たくさんの人の名前が挙がっているのも特徴です。その他、「篤姫」「金子みすゞ」「浅田真央」「美空ひばり」「大坂なおみ」「広岡浅子」などが挙げられています。彼女たちなら、いつか5000円札の紙幣に採用されそうですね。

10000円

第1位 福沢諭吉 (30%)
第2位 天皇陛下 (5%)
第3位 織田信長 (3%)
同率3位 徳川家康 (3%)
第5位 タモリ (3%)
同率5位 伊藤博文 (3%)
同率5位 坂本龍馬 (3%)
※有効回答数157件。自由回答の結果を集計・無回答を除く

一番多かったのは「福沢諭吉」です。しかも圧倒的な数です。

次に多かったのは「今上天皇陛下」。今月末に御代替わりを迎え、お出ましの機会も増えていて、そのたびに話題になっています。

その次に多かったのは、「織田信長」「徳川家康」。続いて「伊藤博文」「坂本龍馬」と歴史上の重鎮が続きます。10000円札ですから、やはり日本を代表する歴史上の人物の方が好まれるのかもしれません。また、5000円札、1000円札ではそれほど多くなかった「タモリ」の名前も挙がりました。現代の芸能界の重鎮ということでしょうか。

10000円札には他にも興味深い人が挙げられています。「安倍晋三」「池上彰」「やなせたかし」「安藤百福」「ビートたけし」などですが、いずれも他の紙幣では挙げられていません。

■まとめ

いずれの紙幣も、過去に肖像画として使われた人物が挙げられ、中でも現在の紙幣の肖像の人物が多く挙げられました。もしかしたら、一番身近なお金、今回は紙幣ですが、あまり変わってほしくないのかもしれませんね。特に、10000円札の「福沢諭吉」は、1984年聖徳太子からバトンタッチして、実に40年にわたって10000円札の肖像の任を負っていたのですから、「福沢諭吉」=10000円札のイメージが強いのでしょう。

2004年に今の紙幣に変わり、20年たった2024年に新しい紙幣が発行されます。このタイミングでいくと、そのつぎは2044年。5年後、25年後の自分を想像してみるのも楽しいですね。

マイナビウーマン編集部)

マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年4月17日4月19日
調査人数:242人(22~34歳の働く女性)

2024年新紙幣デザイン発表。あなたなら誰がいい?