日本の政府開発援助(ODA)を実施する機関として、開発途上国への国際協力を行っているJICA(独立行政法人国際協力機構)に協力いただき、その活動の一端をシリーズで紹介していく「JICA通信」。

 

今回は「しばさき」の愛称で知られるモデルタレントの柴田紗希さんが、ラオスのによるラオスの“かわいい”を探しに7日間の旅に出かけました。柴田さんの関心から紐解くラオスと日本の関係とは!? 国際協力にもつながるラオスの旅日記をご覧ください!

 

【柴田紗希】

“しばさき”の愛称で幅広い年齢層の女性から親しまれる愛知県出身のモデルファッションモデルとして人気女性ファッション誌「mer」で12ヶ月連続表紙を飾る。ヴィンテージアイテムに詳しく、自身がプロデュースする配信番組「usum」で自らセレクトした洋服とヴィンテージアイテムの販売も行なっている。

 

【Day1】

柴田紗希in LAOS!

ラオスへの玄関口は首都・ビエンチャンにある「ワッタイ国際空港」。 ラオスの通貨単位は「kip(キープ)」で、紙幣のみが使われています。 空港をでると…日本とラオスの国旗が掲げられたモニュメントが!

 

↑ワッタイ国際空港の到着ロビーにて

 

 

ラオスにおけるJICAの事業

ビエンチャンのワッタイ国際空港のターミナルビルは 「国際空港ターミナル拡張事業」として JICAが支援して造られました。 ターミナルビルの他、駐車場、構内道路などの整備も含まれています。 2018年8月から運用が開始されたばかりでピカピカのターミナルビルです! 観光立国を目指すラオスは、 2023年までに国際線の旅客数が約151万人、 国内線は約46万人にまで拡大すると予測されています。

 

【Day2】

ラオスの伝統文化!織物を体験!

世界的な織物の産地としても知られているラオス。 柴田紗希が向かったのは、ビエンチャン中心部から 車で約30分のところにある「ホアイホン職業訓練センター」。 ここでは、織機を使った織物や草木染めが体験できます! 世界に1つだけのお土産をつくることも?! ということで!しばさきも挑戦!

 

 

 

女性の社会進出をサポート

ホアイホン職業訓練センターは、その名の通り、女性の職業訓練を目的に設立されました。その開設を支援したのがJICAです。 現在は25人の方が、このセンターで働いているそうです。2019年1月にはデザイン分野で青年海外協力隊が派遣される予定です。

 

ハンディクラフトフェスティバル 2018!

午後からは織物やアクセサリーコーヒーなど、ラオスの手工芸品が一堂に集まる 「ハンデクラフトフェスティバル2018」へ! ここでは、青年海外協力隊員のみなさんもブースを出展。 現地で支援する生産者の民芸品を紹介、販売しました。

 

ハンデクラフトフェスティバルは1年に1回の祭典。会場はITECCという日本でいう「東京ビッグサイト」のような場所で行われています

 

 

ラオスの少数民族の舞踊にチャレンジ

ハンデクラフトフェスティバルには、様々なブースがあり、その中でしばさきが出会ったのは、現地の少数民族「タイ族」の人々。 伝統的な民族衣装を身にまとう彼ら。しばさきのためにタイ族につたわる「儀式」も披露してくれました♪

 

【Day3】

ラオスでおしゃれを探す♪の巻

3日目は、ラオスの女性の必需品 「シン」と呼ばれる巻きスカートをオーダーするため、ラオス最大級のモール「タラート・サオ」にバスに乗って出かけました♪午後からはJICAラオス事務所に勤務するプッタポンさんのご自宅を訪問! ラオスの家庭料理の調理にチャレンジ♪ 現地の食生活を体験させて頂きました。

 

↑ホアイホン職業訓練センタープレゼントして頂いたバッグでラオス風のおしゃれアレンジ

 

 

ラオスを走る日本のバス?!

実はビエンチャン市内には、京都で市バスとして運行していたバス車両、現在は19台が走行しています。 JICAは、このバスの運行に関する技術協力を行っています。 車内には日本の名残も・・・ビエンチャンを訪れた際には、ぜひ乗車してみてくださいね

 

【Day4】

街全体が世界遺産!ルアンパバーンへ! ラオスの朝は托鉢から始まる

1995年世界遺産に登録されたルアンバーンは、ラオス全土で行われる僧侶の托鉢の規模が最も大きい街。しばさきも早朝 5:30に起きて体験しました。ルアンバーンでは他にも、寺院はもちろん、博物館大自然、少数民族の村、ナイトマーケットでの買い物などを楽しむことができます。ラオス文化のたくさん詰まった魅力満載の都市です。

 

↑近くにはラオスの大動脈メコン川が流れます

 

 

少数民族の暮らし「モン族」の村へ

ラオスは49もの少数民族が暮らす多民族国家。 今回、しばさきは、タイルー族の村とモン族の村を訪問。 タイルー族の村では、藍染や織物を、 モン族の村では民族衣装を体験しました。

 

 

ラオスの小学校では歯磨き&家庭菜園体験

ラオスでも日本の青年海外協力隊員が大勢活動しています。 しばさきが訪れたのは、小学生歯磨きやゴミ拾い、 家庭菜園などの活動を支援する隊員、鈴木春花さんの活動現場。 ラオスでは、歯磨きの習慣がない村もあるそうで、今後この「エコヘルス」という活動を通して、子どもたちの健康維持を目指していくそうです。

 

 

【Day5】

ラオスの自然を満喫@クアンシーの滝

東南アジア唯一の内陸国であるラオスは国土の80%以上が山岳地帯。 そのラオスの魅力の1つがアウトドア。 しばさきが訪れたのは、ルアンバーン中心部から 約32キロのところにある「クアンシーの滝」。 エメラルドグリーンに輝く水面と壮大な滝に、しばさきも大満足♪

 

 

 

まぶしい笑顔との出会い

ビエンチャンに戻った後は日本のNGOアジアの障害者活動を支援する会(ADDP)」を訪問。ADDPは20年以上に渡って活動を行うNGOで、就労トレーニングスポーツの側面から障害者支援を行っています。

 

ここには、美味しいクッキーコーヒーなどを味わえる「Minna no café(みんなのカフェ)」が併設されており、まったりとした時間を過ごすことができるほか、カワイイお土産や、ラオスを生産拠点にして展開しているアパレルブランド「Coi」の製品も購入することができます。「Coi」の代表である富田紘子さんは、製品の縫製作業の一部を依頼することで、障害を持った方々の生活をサポートしています。

 

みんなのカフェは、耳の不自由な方がスタッフとして勤務しているため 「手話」でオーダーをします。 メニューラオスの手話が紹介されているので、訪れた際は 手話で注文してくださいね

ビエンチャンに行ったときには、ぜひ訪れて欲しいスポットの1つです。

 

 

【Day6】

オーガニック!な朝

最終日の朝は、しばさきも気になっていた「オーガニックマーケット@ITECC」へ! 実は、最近、オーガニックフードに関する資格も取得したというしばさき。 ラオスオーガニックフードを探しに出かけました。野菜をはじめ、ラオスフードが満載の朝市です。 そして、この日の午後は「コープ・ビジター・センター」へ。 ここはベトナム戦争に巻き込まれたラオスで、 いまも深刻な問題となっている不発弾の被害を伝える施設です。 ラオスが抱える課題をしっかりと学びました。

 

 

 

 

ここでも日本の国際協力が・・・

コープ・ビジター・センターを案内してくれたのは青年海外協力隊の新里隊員。JICAは、ラオス不発弾除去を支援しており、新里さんは、不発弾を処理する団体「UXO Lao」でPCインストクターとして活動。約200万トンとも言われる不発弾の処理において、そのデータをまとめるために必要なPCスキルを新里さんがサポートしています。

そして、オーガニックマーケットも、JICAの支援が関連しています。ラオスは国民の約7割が何らかの形で農業に関わっている農業大国。その食の安全性を向上させるため、JICAでは、技術協力プロジェクトクリーン農業開発プロジェクト」を実施。オーガニックマーケットに出展する生産者の多くは、このJICAの技術協力を受けた方々です。

 

JICAラオス事務所を訪問!

しばさきラオス旅の最後の目的地は、JICAラオス事務所ラオスで受け継がれる伝統工芸から見つけた「カワイイ」や、ラオスが抱える課題など、この旅でしばさきが感じたことを報告しました。しばさきのアイディアが、いつかラオスの未来に活かされる日が来るかもしれません。国際協力という大きな目標だけではなく、みなさんがラオスに訪れた際には、そこで見たモノ、出会った人、それぞれのラオスを発信してくださいね

 

↑JICAラオス事務所のみなさんと

 

 

JICA(独立行政法人国際協力機構)のHPはコチラ

柴田紗希さんのラオス旅日記【前編】――ラオスの“かわいい”を探して【JICA通信】