ドルトムントは27日にブンデスリーガ第31節、シャルケとのレヴィア・ダービーに臨む。だが、このビッグマッチに向けて右サイドバックの選手層に大きな問題を抱えているようだ。

現在、首位のバイエルンと勝ち点1差の中で熾烈なマイスターシャーレ争いを繰り広げているドルトムントは、15位に低迷するシャルケと次節対戦する。

その中で公式会見に出席したルシアン・ファブレ監督は、最新のチームニュースを明かした。ドイツsport1』が伝えている。

「ウカシュ(・ピシュチェク)がチームに加わる可能性は非常に低い。マリウス(・ヴォルフ)は今週のトレーニングのほとんどを休んでいる。我々はギリギリまで待つ必要がある」

ドルトムントでは左右のサイドバックをこなせるDFアクラフ・ハキミが右足中足骨の骨折ですでに今季絶望となっており、さらにDFウカシュ・ピシュチェク、FWマリウス・ヴォルフがプレーできないとなれば、右サイドバックでプレー可能なトップチームの選手が1人もいないことに。

ヴォルフに関しては強行出場の可能性は十分にあるものの、仮に間に合わない場合は、キャリア初期に右サイドバックでのプレー経験があるDFマヌエル・アカンジか、DFオメル・トプラク、MFユリアンヴァイグルあたりをスクランブルで起用することになる。

あるいはシステムを3バックに変更してFWクリスチャン・プリシッチやMFジェイドン・サンチョらを右ウイングバックとして起用することになる。

なお、その他の負傷者に関してはDFダン=アクセル・ザガドゥの欠場が決定している。

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