同名漫画を実写化した浜辺美波主演の「映画 賭ケグルイ」が5月3日(金)より全国公開される。

【写真を見る】クールな2人の表情にキュンキュン

本作は2018年ドラマ化され、現在も“シーズン2”がTBSMBSで放送中。ギャンブルの強さによって階級が決まる学園を舞台に、浜辺が演じる蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)が強敵を倒して成り上がっていく様を描く。

今回、ギャンブルに負けて最下層の“ポチ”に落ちた鈴井涼太役の高杉真宙と、夢子の同級生であるすご腕ギャンブラー早乙女芽亜里を演じる森川葵の対談が実現。

映画版の見どころや、たくさんのファンに愛されている作品の魅力などをざっくばらんに語ってもらった。今、2人が“狂おしいほど”ハマっているという趣味にも注目!

■ 高杉「そこまで迷うことはなかった」

――映画版は、オリジナルストーリーですね。

高杉:原作もめちゃくちゃキャラクターが濃いんですけど、台本の中ではさらに濃くなっているんです。オリジナルキャラクターも何人か出てきて、原作のキャラに負けないぐらい濃い。

僕らもそれに乗っかったりして、みんなで盛り上がって行ったんじゃないかなと。台本を読んだ時に、そこは気を付けて頑張っていきたいなと思いました。

オリジナルだからこそ、自分のキャラが他のキャラとどんなふうに絡んでいくのかは自由に決めていいのかなって。今までやってきたものがあったから、そこまで迷うことはなかったです。

森川:ドラマの方は1話1ゲーム、もしくは2話で1ゲームぐらいだったんですけど、映画では2時間の中に3ゲームあるんです。

一つ終わったら、またすぐ次という感じで、いっぱいゲームを楽しめそうだなって思いました。

――芽亜里の行動にも変化が?

森川:ドラマの時の芽亜里は単独行動だったんです。でも、今回は誰かと出会って、その人と行動することが多いんですよ。いろんな人と関わっています。

――“ポチ”にもいろんな展開が!

高杉:そうなんですよ。映画版だからこそっていうのはあるかもしれないですけど、賭場デビューを果たしました! これまでは、夢子の斜め後ろにいて叫ぶことが僕の仕事(笑)。今回、ゲームに参加することができて面白かったです。

――“ポチ”の賭場もそうですが、印象に残っているシーンは?

高杉:シーズン1になかったことでいえば、ワイヤーアクション

森川:いや~、もう本当に大変だった(笑)

高杉:僕、見ていて一番笑ったのは芽亜里さんのワイヤーアクションでした(笑)

森川:笑うなってぇ~(笑)。頑張ったんだから。

高杉:すごいなって思って。撮影現場に行きたかったです。

森川:ホントにハラハラしました。

――かなり大変だったみたいですね(笑)

森川:とりあえずワイヤーアクションがあるからって言われて、撮影当日にこれをやりますって見せられたのはいいんですけど、すごく高い所まで飛んで行くんですよ。今までそういうアクションはやったことがないので緊張しました。

高杉:いやぁ~、あれはすごかった。すご過ぎて笑っちゃいます(笑)。「賭ケグルイ」っぽくないというか、こんなことやったんだって思いました。

森川:私も「賭ケグルイ」でワイヤーが出てくるとは思わなかったです(笑)

■ 森川「息が合うというか、やっていて楽しい」

――芽亜里と木渡(矢本悠馬)のペアも見どころの一つ。

森川:矢本(悠馬)さんとは、結構いろんなところで一緒にお芝居をしているので、息が合うというか、やっていて楽しいんです。「お、そっちがそう出たなら、こっちはこうするかって」やると、さらに返ってきたりして。そんなことをやっていると、監督に怒られたりするんですけど(笑)

――えっ、怒られるんですか?

森川:「もうちょっと格好いい感じにしようと思っていたのに」って言われたんですけど、2人が心の声で会話をするっていうシーンがあって。

高杉:あれは、めちゃくちゃ面白かった。

――賭場のシーンでのエピソードは?

高杉:結構ふざけていたかもしれません(笑)

森川:ふざけていた演技の後のシーンを先に撮っていたので、どうやってつなげるんだろうって思っていました(笑)

高杉:これも「賭ケグルイ」だからこそできるのかなって。ストーリーが展開していく上で重要なシーンなどは他のキャラクターたちに任せて、僕らはそれを壊していかなきゃいけない。

そういう部分はできるだけ思いっきりやりたかったですし、スピードをつけたいんだろうなっていうところはスピードをつけていこうと思いながら演じていました。

――「賭ケグルイシリーズの魅力は?

高杉:ドラマ2本と、映画版をやって思うのは、監督を筆頭にみんなが面白いものを作ろうとしているということ。その思いを強く感じますね。そういう雰囲気の中で演技ができることはとても幸せです。

監督が毎朝メーク部屋に来て、あれは何て言うんですか? あおってくるっていうんですかね。

森川:あれは、あおってきていますね。「今日は調子どうよ」とか(笑)

高杉:「今日は何するの?」って(笑)。そういうことがあるから、さらに僕ら役者陣の士気が高まるんです。それぞれが自分の色を出して負けないようにしたいと思っていることがプラスに働く現場。そこにいられることがうれしいです。

森川:今、真宙くんが言った通りだと思います。それと、強く訴えかけるというか、前に向かって押し出すようなお芝居ができるところも面白い。「賭ケグルイ」でのお芝居はナチュラルとは正反対。

映画版から参加した人たちも、どんどんいろんなことをやってくるんです。そういうことをやればやるほどいい方向に行くし、みんなが刺激し合って高いところを目指して作品を作っている感じが好きです。

■ 高杉「もう一度同じキャラを演じるのは初めて」

――シリーズを通して、それぞれの“ポチ”ぶり“芽亜里”ぶりはどんな風に映っていますか?

高杉:一回撮影が終わって、もう一度同じキャラを演じるのはこの作品が初めてだったんですよ。だから、あらためて台本をもらって家で読んだりするんですけど、どんな感じで演じていたのかが分からなくなっていて。でも、現場で森川さんが演じる芽亜里と会話をしていると思い出すんですよ。

それは、森川さんが芽亜里というキャラクターをしっかりと確立しているからこそなんだなって思います。

森川:そのお言葉、そのまんまお返しします(笑)。私も芽亜里がどんな感じだったのか思い出せなかったんですよ。でも、美波ちゃんと真宙くんがいて、2人と話していると「あ、この感じ、この感じ」って思うんです。

高杉:よく分かります

森川:3人がそろうことで「賭ケグルイ」のリズムができるんだと思います。そして、真宙くんの“ポチ”ぶりは…。矢本くんがいるとめちゃくちゃ構ってほしそうにしているところは、ホントにポチそのもの。

高杉:何でしょうね、あれは(笑)

森川:そんな姿を見ているのが楽しい(笑)

高杉:矢本さんのことが大好きなんです!

――お二人から見て夢子役の浜辺美波さんが変わったなと思うところは?

森川:以前からかわいくて、きれいだったけど、大人の魅力というか色気が出てきて、少女から女性になってきている気がします。

高杉:僕もそう思いました。夢子を演じている時の迫力は本当にすごい。普段の浜辺さんと、賭場のステージに立った夢子を演じている浜辺さんは別人のよう。あのガラっと変わる感じが夢子らしさなのかなと思います。

森川:夢子って何を考えているのか分からない、変な間ができる時があるんですよ。「う~ん、そうですねぇ」ってフニャってなる、あのユルさにも磨きがかかったような気がします。

――映画のタイトルにちなんで“狂おしい”ほどハマっているエンタメは?

高杉:ゲームですね。次の日が撮休の時って、前日の撮影が終わると自由じゃないですか。

森川:一番自由(笑)

高杉:その時は、家に帰って夜から朝までゲーム。そして、数時間寝て、また一日中ゲーム

森川:狂ってますなぁ(笑)

高杉:最近、ゲーム用のパソコンを買ったんです。スペックゲームに特化したタイプを。それで、ずっとやっています。

森川:私はハマっているものがないんですけど強いて挙げるとしたら、ある職業のきれいな女の子や、かわいい女の子インスタを見ること。

高杉:前も言っていましたよね。

森川:ずっと見ているの。私も狂っているね(笑)

高杉:そうですね(笑)

森川:なぜか見ちゃうんですよ。

――特に好きなタイプ女の子はいるんですか?

森川:自分の理想を追い求めている子。周りから何を言われても、自分がなりたい自分になるという強い意志を持った子がいいですね。

高杉:芯の通った女性ということですね。

森川:彼女たちのインスタを見ることは日課になっています。

高杉:僕にとっての“ゲーム実況”と同じですね(笑)。(ザテレビジョン・取材・文=月山武桜)

高杉真宙と森川葵がインタビューに応じた