コッパ・イタリア準決勝セカンドレグが25日に行われ、アタランタがホームでフィオレンティーナに2-1で勝利。2試合合計5-4で決勝進出を果たした。

 第1戦を3-3のドローで終えて迎えた一戦は、アウェイのフィオレンティーナが先手を取る。開始3分、ルイス・ムリエルがフェデリコ・キエーザからのスルーパスでペナルティエリア内に抜け出し、左足シュートを沈めて先制点を奪った。10分にはジョルダン・ヴェルトゥが自陣からドリブルで持ち上がり、エリア右フリーでシュートを放ったが、これはGKにセーブされた。

 準々決勝で4連覇王者のユヴェントスを撃破したアタランタは13分、アレハンドロゴメスがエリア内で倒されてPKを獲得。14分、これをヨシップ・イリチッチがゴール右隅に突き刺して同点に追いついた。

 再び試合が動いたのは69分、ゴメスがエリア右に入ったところで右足を振り抜くと、強烈なシュートはGKアルバン・ラフォンの手を弾いてゴールに吸い込まれ、アタランタが逆転。試合はこのまま終了し、アタランタが1995-96シーズン以来となる23年ぶりの決勝に駒を進めた。

 アタランタは、5月15日に行われる決勝でラツィオと対戦する。

【スコア】
アタランタ 2-1 フィオレンティーナ

【得点者】
0-1 3分 ルイス・ムリエル(フィオレンティーナ
1-1 14分 ヨシップ・イリチッチ(PK/アタランタ
2-1 69分 アレハンドロゴメスアタランタ

アタランタがコッパ・イタリア決勝進出 [写真]=Getty Images