2019年6月より上演される、「文豪ストレイドッグス」舞台化第三弾、舞台『文豪ストレイドッグス 三社(さんしゃ)鼎立(ていりつ)』のメインビジュアルが公開された。そして、チケット入手困難となった本公演の、東京での追加公演も決定した。

文豪ストレイドッグス」は、2013年よりヤングエースにて、朝霧カフカ(原作)・春河35(漫画)によりコミックス連載が開始された作品で、架空の都市[ヨコハマ]を舞台に繰り広げる異能力アクションバトル漫画。コミックスは現在16巻まで刊行、シリーズ累計で700万部を突破している大人気作品だ。

2017年12月、TVアニメ第1シーズンをもとに上演された舞台『文豪ストレイドッグス』は、初の舞台化にもかかわらず全席完売の大ヒットを記録した。そして2018年9月には舞台『文豪ストレイドッグス 黒の時代』を上演。小説版として刊行され熱狂的な人気を誇り、TVアニメ第2期でも描かれたスピンオフエピソード「黒の時代」篇を、大人の魅力漂う奥深い演技や、第一弾に続き、各シーンにちりばめられた演劇的な演出で好評を博した。

そして今夏、待望の舞台化第三弾となる本公演。描かれるのは、異能力を持つ探偵集団「武装探偵社」とヨコハマの裏社会に巣食う「ポートマフィア」、そして新たに襲来した北米の異能者集団「組合(ギルド)」、この三組織の生き残りを掛けた巨大異能戦争だ。

(C)舞台「文豪ストレイドッグス 三社鼎立」製作委員会

(C)舞台「文豪ストレイドッグス 三社鼎立」製作委員会

第一弾から続投する演出・中屋敷法仁、作・御笠ノ忠次のタッグは、役者の身体表現やアンサンブルのダンス、研ぎ澄まされた映像の投影など様々な演出によって原作世界を立体的に描き出し、演劇ならではの「文豪ストレイドッグス」を描く。

出演には、「武装探偵社」の中島敦役の鳥越裕貴、太宰治役の多和田任益、「ポートマフィア」の芥川龍之介役の橋本祥平、中原中也役の植田圭輔をはじめとする気鋭の若手実力派が集結、また今作で新たに登場する「組合(ギルド)」の団長、フランシス・F役に扮するのは君沢ユウキ。さらには和泉宗兵、窪寺昭ら実力派俳優が揃った。
[ヨコハマ]を舞台に繰り広げられる、三つ巴の熾烈な異能力アクションバトル。演劇ならではの「文豪ストレイドッグス」の世界に、期待しよう。

本公演の追加公演の日程は、7月5日(金)14:00からの東京公演、チケットの一般発売日は、5月12日(日)10:00から開始される。

【物語】
軍や警察の管轄を越えた荒事を担う「武装探偵社」。
港湾を根城とし、裏社会を取り仕切る「ポートマフィア」。
常人ならざる〝異能の力〟を持つ者たちが
日夜駆く街・ヨコハマ
そこへ、大国より襲来したる黒船――「組合(ギルド)」。
政財界や軍閥の要職にありながら密謀を働き
都市伝説ともいわれた北米の異能者集団である。
不遜強欲なる団長の名は、フランシス・F。
白虎と化す少年・中島敦に莫大な懸賞金を掛けた
誘拐事件の黒幕でもあった。
政府が秘密裏に発行する「異能開業許可証」の
買収を目論む彼らだが、その実、真に求めるものとは……?
三組織の生き残りを掛けた巨大異能戦争が勃発する!