仲良くしていると思っていた友だちグループから何だか外されているみたい…そう言えば、みんなといる時、必死に話題についていこうとしていたのも事実。必死に友だちでいることに疲れてしまった、そんな時はどうしたらいい?

「みんなでいること」が目的になっていませんか?

友だちグループで過ごしていると、自然とみんなで同じことをする場合もたくさんあります。みんなそれぞれの好みが同じで、楽しめるものだったら、とても趣味の合う仲間として楽しむことができるでしょう。でも「みんなでいること」が目的になってしまって、楽しむことができなくなってしまうことも。そんな時は、一度立ち止まってみましょう。

「みんなでいること」は、無理をしてでもしたほうがいいことでしょうか?仲良しグループに所属していないことは、いけないことでしょうか?

何かに属することの安心感

一人でいるよりも、誰かと一緒にいるほうが安心感を覚える人も多いかもしれません。助け合ったり、支え合ったりする仲間がいることは、とても心強いものです。何かに属しているということは、そのような心強さを与えてくれるかもしれません。

ただ、その所属している何かに必死にしがみつくことは、焦りや不安を生み出すでしょう。仲間外れにされていないか、気に入られるように努力しなきゃ…と安心を得るために、焦りを抱かなければいけないとは、本末転倒な気もしますね。自分にとって何が安心なのかをもう一度考えてみましょう。

友だちが多いのがえらいわけじゃない

友だちが多いことが、ほめ言葉のように使われることが多いですが、なぜいいことなのでしょうか?たくさんの人に好かれることがいいことなのでしょうか?そのために無理やり頑張っていても、でしょうか?

あなたが本当に困っている時に手を差し伸べてくれる友だちは何人いますか?自分のことを思ってくれる友だちは?

人数の多さを気にするのはやめましょう。大切なことは、安心して毎日を送ることができること。それは、相手の顔色をうかがいながら、不安を抱えながらではできません。

誰かに好かれたり、友達の数を増やすことを目標にするのはやめて、堂々と過ごしましょう。誰かに対して心を開いたり、優しさや思いやりがあれば、相手と心を通わせることができるはずです。

そうやってできた友だちとは、自分を偽ることなく過ごすことができ、安心できる関係を作ることができるでしょう!

ライター:櫻井麻美

大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。
既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について考えはじめ、ヨーガにたどり着く。現在はたくさんの人が幸せでいられるためのヨーガを伝える活動をしている。

友だちグループから外された!?誰かといることに疲れたあなたへ