看護師(SIBAS_minich/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

26日放送『ザワつく! 金曜日』(テレビ朝日系)で、最新の内視鏡検査について特集。高嶋ちさ子サバンナ・高橋茂雄、長嶋一茂らがそれぞれの「衝撃的な内視鏡検査の思い出」を明かした。

 

■スマート内視鏡検査

内視鏡検査には、口や鼻からカメラを挿入して食道や胃などを検査する上部消化管内視鏡検査と肛門からカメラを挿入する大腸内視鏡検査がある。

特に口からカメラを挿入するさいに苦しさを感じる人が多く、敬遠されがちな検査だが、千葉県船橋市の医院が導入した最新の「スマート内視鏡検査」では、苦しむことなく検査時間も3分の1に短縮されることが紹介された。

スマート内視鏡検査の手順はこうだ。鎮静剤を注射、眠っているあいだに口から胃カメラを挿入し食道や胃を検査。そのさい、事前準備として従来は2時間かけて飲んでいた下剤を胃カメラから小腸に直接注入することで大幅に時間を削減する。

10分で検査は終了し1時間後には大腸カメラ検査へ。同じく鎮静剤で眠っているあいだに大腸全体をチェックし約2時間ですべての検査が終了するという。

 

■一茂とちさ子は…

「口から入れるのが怖くて胃カメラをやったことがない」と明かした一茂。大腸検査は1度経験があるものの、看護師に囲まれ「なぜか笑われた」ため、それ以降は「恥ずかしくてやっていない」と語る。

ちさ子は去年、内視鏡検査を経験したが、麻酔から覚めたあと医師から「大丈夫でしたか」と心配の声をかけられた。

当然、麻酔中のことなど覚えていないちさ子だったが、胃カメラを挿入するさいに「やめろ」「ふざけるな」と大騒ぎしたと教えられ、来年からは「麻酔の量を多くしないと…」と医師らから苦言を呈されたと明かした。

■サバンナ・高橋の辛い経験

高橋の初めての内視鏡検査は番組の企画だったため、リアクションが必要と「喉の麻酔」だけだったと振り返る。「体感は口からダックスフンドを入れてるみたい」と感想を述べ、苦しみぬいたそのシーンが全カットだった点に不満を漏らす。

この高橋や一茂の嘆きを、ちさ子は「男は痛みに弱い。男は心も体も頭も全部弱い」と切り捨てた。

 

■視聴者は興味

内視鏡検査の苦しさを知る視聴者からはさまざまな感想が寄せられている。

体験談への共感もあったが、苦しさと時間を大幅に削減できるスマート内視鏡検査への強い興味も見受けられた。

 

■約4割「健康診断が怖い」

しらべぇ編集部で全国20〜60代の男女1,363名を対象に調査したところ、全体の40.8%が「健康診断が怖い」と回答している。

健康診断が怖い男女別グラフ

現状を知り健康になるための検査でありながら、検査することで自分の身体の不調を知ることに恐れを抱く人は一定数いるようだ。

また、以前調査した「健康診断でもっとも苦手な検査ランキング」では、胃カメラが圧倒的な1位に選ばれ高橋らのように苦手にしている人が多いと判明している。

検査は苦手、結果は怖い、それでもやらなければもっと悲惨なことが起こりえるだけに、スマート内視鏡の誕生でひとつでも不安を解消できたことは大きな意義がありそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名 (有効回答数)

高嶋ちさ子が内視鏡検査で「やめろ、ふざけるな」と大暴れ 医師は「麻酔を増やさないと…」