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4月27日・28日に千葉・幕張メッセで開催されている「ニコニコ超会議」。

その中で巨大な『人間将棋』を行なっている「超将棋supportes byタカラレーベン」のブースにてトークショーが開催され、インパルス板倉俊之・中村太地七段・谷口由紀女流二段が登場。将棋について熱く語った。

 

■何を言ってもいい?

ニコニコ超会議内では珍しく、生配信が行われなかったこのトークショー。それを聞いた板倉は「じゃあ…何をいってもいいんですね」とニヤリと笑う。

インパルス・板倉俊之

ブースで行われている「人間将棋」は、名前の通り人間が将棋駒になるもの。板倉は「なんかいいですよね、人間を…人権を奪うような。尊厳を奪うような、いいですね」とまさかの感想を漏らす。

 

■人間将棋は気を使う?

3人とも人間将棋は棋士として経験済みだと明かし、板倉が行なったのは炎天下の野外だったため「コマの人たちが(持っている)コマの日陰に入るくらい。こう動かしたいけど、あのおじさん疲れてるな、動かさないほうがいいなって…」と体調を気遣う状態だったとか。

インパルス・板倉俊之

暗黙の了解として「全員動かす」必要がある人間将棋。動きたくない顔のおじさんの一方で、「俺を動かしてくれ!」と見つめる香車の若者がいたり…と将棋以外に頭を悩ませるそう。

プロの2人も、やはり人間将棋は感情が入ると同意する。

■飛車が!?

将棋好きで知られる板倉だが、芸人仲間と楽屋でよく遊んでいるとか。

インパルス・板倉俊之

「常に楽屋に置いてあるんですよ。出番の合間が2時間空いてたりするから、フルーツポンチの村上とか、ペナルティのワッキーとか、はんにゃの金田とか…一緒の時は大抵」と、隙間時間に遊んでいるそう。

しかし楽屋に置いてあるがゆえに「歩が1枚ないとかはわかる。でも、この前は2割なくなってたんですよ。飛車もない。紙で作って…後ろに『龍』って書いて。気持ち乗っかんないですよ!」と嘆く。

 

■令和になったから…

これが「平成最後」のニコニコ超会議ということで、令和に向けての抱負を問われた板倉。

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「平成だからこう、令和になったからこうって風には思わない。目の前のことをやるしかない。『令和になったから、ここからは本気出します!』とか言ったら、『今までは本気出してねぇのかよ、バカ』って思われるじゃないですか」と、彼らしいコメントでイベントを締めくくった。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ

板倉俊之、令和も平成も関係なし! 「本気出してねぇのかよって思われる」