ゴールデンウィークに遊ぶゲームに迷っている人に
 いよいよ始まったGW(ゴールデンウィーク)。今回はなんと最大10連休の超大型連休となっているということで、気になっていたゲームや遊ぶチャンス! そこでファミ通.comでは、編集者がそれぞれの主観で選ぶ大型連休に遊びたいオススメソフトを2回にわたってご紹介。まずはその第1回。


【画像2点】「ゴールデンウィークに遊びたいオススメゲーム! ファミ通.com編集者が選ぶ大型連休の推薦ソフトその1」をファミ通.comで読む(※画像などが全てある完全版です)

世界三大三代川が選ぶオススメソフト
バリアント ハートグレイト ウォー』
2014年7月31日発売(PS4PS3版)
ラットフォーム:Nintendo SwitchPS4PS3iOSAndroid
発売元:ユービーアイソフト
※公式サイト(https://ubisoft.co.jp/vh/)


そのほかのオススメソフト
INSIDE』(SwitchPS4Xbox OneiOS、PC)
UNDERTALE』(SwitchPS4PS3PS Vita、PC)
『CELESTE』(Switch、PC)
CUPHEAD』(SwitchXbox One、PC)

 「大型連休だからこそ、積んでいた大作ソフトを遊ぶぞ!」と思いがちですよね。でも、意外とほかの予定が入ったり、だらだらしちゃったりして、クリアーまでいたらず……ってこともよくあると思います。……あるよね?(急に不安)

 ならば、大型連休を満喫しつつも「ああ、クリアーできなかった」と心残りになることを避けるために、短時間で楽しめるインディー系のソフトなどはいかがでしょう? というのが、今回のコンセプト

 『バリアント ハートグレイト ウォー』は、第一次世界大戦を舞台にした4人の主人公の運命を描く、2Dパズルアドベンチャー。戦争の中でたくましく生きる主人公たちは、ときにすれ違い、ときに協力し、生き残るために行動していきます。終盤には、ゲームならではのインタラクティブな展開も。ラストは、ぼろぼろ泣きました。

 “そのほかのオススメソフト”は、知っている人も多いタイトルかもしれません。『INSIDE』は不気味な雰囲気ただよう世界で、何者かから逃げていく少年を操作する2Dパズルアクション。独特の世界観がたまりません。『UNDERTALE』はストーリーもさることながら、RPGの中にシューティングアドベンチャーのような要素もあったりして、終盤の展開はもう……説明するよりやってほしい! 『CELESTE』は高難度の2Dジャンプアクション。リトライがすぐにできるので、テンポよく楽しめます。『CUPHEAD』も同じく2Dアクション1930年代カートゥーンのような見た目で、激ムズのボス戦に連続で挑むもの。いわゆる“死にゲー”のように、敵のパターン見切れば一気にクリアーできるので、上達した気分を気持ちよく味わえます。

 といった今回挙げたソフトならば、「クリアーできなかった」という心残りにならずに……、と思いきや、どれもめちゃくちゃハマるので、くり返し同じソフトばっかりやったりして、けっきょく「ああ、もっといろいろなゲームをやるはずだったのに……」となったりするかもしれません! でも、それはそれで! 


ブラボー!秋山が選ぶオススメソフト
『Trials Rising』
2019年2月28日発売
ラットフォーム:SwitchPS4Xbox One、PC
発売元:ユービーアイソフト
※公式サイト(https://ubisoft.co.jp/trialsrising/)


 家庭を持ち、ましてや子どもができると、「明日は★時に起きなきゃ」と、なかなか深夜までゲームを遊び尽くすことが難しくなった今日このごろ。とは言え、長い連休となれば話は別。『Days Gone』でオープンワールドサバイバルを楽しむもよし、『スプラトゥーン2』や『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でオンライン対戦に興じるもよし。

 今回オススメしたいのは、横スクロールバイクアクションゲーム『Trials』シリーズの最新作『Trials Rising』だ。グラフィックは3Dながら、コース一本道で2Dのレースゲームになっている。バイクアクション物理エンジンで計算されているため、前後の重心バランススピードの加減が重要で、絶妙なコースアレンジも相まって、なかなかうまく走ることができないもどかしさ。しかし、ボタンひとつでリスタートや通過したいちばん近いチェックポイントからレースを再開できるので、「あー、もう!」とバイクの挙動に不満を募らせつつも即リスタートをくり返す。難度の高さとリスタートの手軽さのバランスが絶妙で、そんな中毒性も『Trials』シリーズの魅力のひとつだろう。

 ふだんなら、就寝時間を気にしつつ「あと1回!」となるところが、連休中ならそんなこと気にせず、何度もリスタートできるだろう。かつて、Xbox 360Xbox Live アーケードで配信された1作目の『Trials HD』をプレイしていたころのように、“寝落ち”するまでリスタートしたいと思っている。


ごえモンが選ぶオススメソフト
ロマンシング サガ リ・ユニバース
2018年12月6日配信
ラットフォーム:iOSAndroid
アイテム課金制(基本プレイ無料)
配信元:スクウェア・エニックス
※公式サイト(https://www.jp.square-enix.com/saga_reuniverse/)



(C) 2018, 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Powered by Akatsuki Inc.
ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI


レベル上げ好きにはたまらない新しい『ロマサガ

 スーパーファミコンプレイステーション2時代は、レベル上限が255だろうと内容が気に入れば全キャラクターを最大レベルまで上げてゲームを隅々までしゃぶりつくしていた私。

 最近はクリアーするだけである程度の満足感を得られるようになってしまい、なかなか「飽きるほどやり込もう!」とは思えないカジュアルゲーマーになってしまいました。

 そんな私に"あの頃"の情熱を思い出させてくれたのが、2018年に生まれた新しい『ロマサガ』、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』(ロマサガRS)です。

 本作の魅力のひとつに"キャラの育成要素"があります。『ロマサガRS』もこれまでのシリーズと同じく敵が非常に強く、一撃で味方のHP上限を超えるダメージを受けたり、味方の大半が眠らされてタコ殴りされたり、混乱した味方がパーティを壊滅させたりは日常茶飯事

 そんな初見時にはどうしようもなかった敵に、日々地道にコツコツと成長させたパーティで難なく勝つ。「こいつら、こんなに弱かったけ?」と自分の成長を感じてある種の爽快感を得られる、これってRPGの根源的なおもしろさではないでしょうか?

 もちろん、育成はほどほどにして、キャラアビリティ状態異常などを駆使してのジャイアントキリングも可能。強敵にも状態異常がちゃんと効くRPGって、個人的に大好きです!

 キャラ育成に関しては、キャラレベルを最大まで上げる、技・術のランクを99まで上げる、アイテムを集めて技・術のコストを3段階下げる、武器・防具をより高ランクのものにするためにレアドロップを狙う、1日1回クリアーできる"裏道場"でアイテムを集めてキャラの裏パラメータを上げるなど、やり込み要素は膨大。正直、GWの10連休程度ではまったく足りません。

 「金、金、金! 騎士としてはずかしくないのか!」と『ロマンシング サガ』で登場したラファエルの名台詞がありますが、本作はひとまずガチャで高レアリティキャラを当てなければどうにもならいない、なんてゲームではなく、自分がどれだけがんばったかで結果が変わるRPGです。育成好きには文句なくオススメできます。

 「もう少しこうだったらなぁ」と感じる要素も少なからずありますが、定期的なアップデートで改善や新規コンテンツの追加が行われているので、本作の未来に期待できる点も大きいですね。

詳しいプレイレビューは関連記事をチェック
ロマサガ リ・ユニバース』昔からのRPGファンこそ遊ぶべき! Very Hardまでやり込んだライターによるレビュー&今夜インパラに勝ちたいプチ攻略
https://www.famitsu.com/news/201812/29170139.html


ばしをが選ぶオススメソフト
大型連休は海外ドラマいっき見るすように、ストーリー性のあるADVいっきプレイしてみては?

 年末年始や夏休み、GWといった長期休暇中、筆者は海外ドラマいっき見することが多いのですが、それは休む間もなく物語に没頭していくことで、見終わった後の余韻にたっぷりと浸れるという、まとまった時間が確保できる長期休暇ならではの贅沢な過ごしかただと思っています。

 同じ理由から、まとまった休み期間に遊ぶゲームいっきに遊び終えられ、物語に没頭できるタイトルチョイスしました。いまさら感のあるタイトルもあるかもですが、今回選んだタイトルはいずれもクリアーまでのプレイ時間が10~15時間程度と、筆者がこれまで連休などを使って“いっきプレイ”をしたものなので、GW中に十分に堪能してもらえるはず……です。

アンティル・ドーン 惨劇の山荘』
2015年8月27日発売
ラットフォーム:PS4
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
※公式サイト(https://www.jp.playstation.com/scej/title/untildawn/)



(C)2015 Sony Computer Entertainment Europe. Developed by Supermassive Games.


 『アンティル・ドーン』はいまから4年ほど前の作品になりますが、本作の主人公とも言えるキャラクタージョッシュを演じているラミ・マレックは、昨年大ヒットした映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリー役を演じ、今年のアカデミー賞で主演男優賞を獲得。次期007にも敵役としての出演が決まるなど、いまもっとも注目されている俳優のひとりです。

 そんなラミが、誰が犯人なのかわからない血みどろの惨劇に巻き込まれるという本作は、ホラー映画をリスペクトしたかのような展開が見られる、Z指定(完全18禁)の作品です。

 日本版は残酷シーンで画面が暗転してしまいますが、友だちといっしょにポップコーンコーラを手に、ワイワイと楽しむのにはうってつけの作品と言えるでしょう。


ライフ イズ ストレンジ
2016年3月3日発売
ラットフォーム:PS4
発売元:スクウェア・エニックス
※公式サイト(https://www.jp.square-enix.com/lis/)



Life Is Strange (C) 2015, 2016 Square Enix Ltd. All rights reserved. Developed by DONTNOD Entertainment SARL. Life is Strange is a trademark of Square Enix Ltd. Square Enix and the Square Enix logo are trademarks or registered trademarks of Square Enix Holdings Co. Ltd. All other trademarks are property of their respective owners.


 『ライフ イズ ストレンジ』は、アメリカテレビドラマのような演出や見せかたが特徴の作品で、海外では全5話のエピソードが順番に配信されていたこともあってか、各エピソードの構成・展開は連続ドラマそのものです。

 本作の主人公であるマックスは、時間を少しだけ巻き戻しせる特殊な能力を授かった女子高生。何か失敗をしても、まるでビデオを巻き戻しているかのように過去に遡ってやり直すことができるのですが、プレイヤーの取った行動によって、物語に大きな変化(=バタフライエフェクト)がもたらされていくことになるという、SFチックな展開が秀逸なんです。

 海外ドラマにありがちな“続きが気になる”作りなので、休み中にいっきプレイするには最適なゲームだと思います。


フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』
2018年3月26日配信
ラットフォーム:PS4
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
※公式サイト(https://www.jp.playstation.com/games/what-remains-of-edith-finch-ps4/)



(C)Annapurna Interactive, 2017


 『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』は、家人たちが不可解な死を遂げていったフィンチ家の屋敷を舞台に、一族がどのような経緯で死を迎えていったのか。その怪奇譚を追体験していくというミステリアスアドベンチャーゲームです。

 さまざまな死を体験するとはいっても、そこまでおどろおどろしい雰囲気の作品ではなく、ホラーというよりは日常からすこし逸脱した不思議な世界を探索するアドベンチャーといった雰囲気。各家人それぞれエピソードごとにゲームの色調や雰囲気が変化する、オムニバス的な手法が用いられているので、ホラー系が苦手な人でも(少しがんばれば)楽しめると思います。

 個人的には、子役として大成しながらも、大人になるにつれて世間の関心度が薄れていった“バーバラフィンチ”の運命を描いたエピソードが、映画『クリープショー』のようなホラーコミック調の展開、なおかつ映画『ハロウィン』のテーマ曲が流れるなど、好みのエピソードでした。


『11-11 memories retold』
2018年11月9日配信
ラットフォーム:PS4
発売元:バンダイナムコエンターテインメント
※公式サイト(https://11-11.bn-ent.net/)



Memories Retord TM & (C)2018 BANDAI NAMCO Entertainment Europe.


 最後に紹介する『11-11 memories retold』は、ふたりの兵士の視点を通して、第一次世界大戦の終戦日(1918年11月11日)までの激動の時代を描いた、ドラマティックなアドベンチャーゲームです。

 第一次世界大戦テーマにしたゲームというと、エレクトロニック・アーツの『バトルフィールド1』が思い浮かぶかもしれませんが、本作はプレイヤーが銃を手に活躍する類の作品ではありません。

 本作をもっとも特徴づけているのは、油絵で描かれたような独特のグラフィック。この抽象的な表現手法によって、どこか絵空事のようなものだった第一次世界大戦リアリティを持たせています。

 インタラクティブな操作部分の作業感が若干煩わしい箇所もありますが、敵兵どうしの奇妙な出会いと絆を描く巧妙なプロットや先が気になる展開などはまさに映画のよう。こちらもぜひ、いっきに最後までプレイしてもらいたい作品です。



明日2019年4月29日)は、ファミ通.com編集者が選ぶ、ゴールデンウィークに遊びたいオススメゲームその2をお届けします。お楽しみに。