シント=トロイデンは28日、ベルギージュピラー・プロ・リーグ(PO2)第6節でベールスホットをホームに迎え撃ち、2-2で引き分けた。

プレーオフ2(PO2)は、レギュラーシーズン7~15位のチーム+2部に属する3チームの計12チームが2つのグループに分かれ、各組6チームが総当たり。各グループを首位で勝ち上がったチームはヨーロッパリーグ(EL)予選出場権がかかるプレーオフ1参戦権を巡り、激突する。

シント=トロイデンはここまで3勝2分け無敗でPO2のAグループ首位。今節に向けては、FW木下康介がベンチスタートになったが、MF遠藤航やFW鎌田大地、DF冨安健洋ら日本代表勢のほか、MF関根貴大も先発入りした。

17分に先制を許したシント=トロイデンは、39分にデ・サールがゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。続く44分にもセットプレーから遠藤が相手ゴールを陥れたが、トラップ時のハンド判定により、再び得点が認められない。

63分に2点目を喫したシント=トロイデンは66分に鎌田のアシストからシラのゴールが生まれ、ようやく追いつくと、69分にPKのチャンス。だが、キッカーの鎌田がこれを外して、千載一遇の同点機を逸してしまう。

だが、後半アディショナルタイムに鎌田とのワンツーを試みた関根が左足グラウンダーのシュートをゴール左下に決めて、土壇場で2-2に。関根の移籍後初ゴールにより、チームはPO2無敗記録を伸ばして首位を堅持した。

シント=トロイデン 2-2 ベールスホット
シント=トロイデン
シラ(後21)
関根貴大(後45+1)
ベールスホット】
ティスダリ(前17)
プリチネンコ(後18)

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