GWは家にこもって映画三昧もいいが、たまには外の空気にも触れたいもの。そんな時にぴったりなのが、5月1日(水・祝)から5日(日)まで行われる「SEASIDE CINEMA 2019」だ。

【写真を見る】細田守作品が野外で楽しめる!しかも無料!(『サマーウォーズ』)

横浜赤レンガ倉庫MARINA & WALK YOKOHAMAの2か所で、みなとみらいの夜景を横目に、海辺の気持ちのよい夜風に揺られながら映画が楽めるこのイベント。昨年は、2会場合わせて33万人が来場する大盛況となった注目の野外上映会で、今年はさらにパワーアップした内容となっている。

「THEATER RED BRICK(シアター赤レンガ)」では、「米国アカデミー賞ノミネート記念 細田守監督作品特集」と題し、筒井康隆の小説を初アニメ化した『時をかける少女』(06)から、インターネットと田舎の大家族を題材とした『サマーウォーズ』(09)、母と子の13年間を描いた『おおかもこどもの雨と雪』(12)、バケモノに育てられた人間の成長がつづられる『バケモノの子』(15)、そしてオスカーノミネートの『未来のミライ』(18)の歴代5作品を公開年順に1日1作品上映していく。

また「THEATER MARINE & WALK」では、「シネマファンなら絶対に外せない、近年のミニシアター映画傑作5作品」と銘打ち、映画好きに刺さるような作品をラインナップ。アカデミー賞脚色賞を受賞した『君の名前で僕を呼んで』(17)、ウェス・アンダーソン監督作『ムーンライズ・キングダム』(12)、タイムトラベル能力を持つ主人公の恋愛が描かれる『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(13)、音楽ファンからも支持を集める『シング・ストリート 未来へのうた』(16)と『ベイビー・ドライバー』(17)の5作品が連日楽しめる。

加えて、映画をモチーフとしたグッズや、フードを販売する「M&W シネマ・マーケット」など連動イベントも充実している。

これだけ盛りだくさんの内容でありながら、入場料は無料というこのイベント。ぜひ気軽に足を運んでみてほしい!(Movie Walker・文/トライワークス)

『時をかける少女』から『未来のミライ』まで、細田守監督作を一挙野外上映!