シャルケとのダービーで危険タックル 首位バイエルンを勝ち点2で追うなかで痛恨

 ブンデスリーガバイエルン・ミュンヘンの7連覇を阻む筆頭の立場にあるドルトムントに、厳しい裁定が下った。主将のドイツ代表MFマルコ・ロイスが、残り3試合のうち2試合で出場停止になると発表された。

 ドルトムントは現地時間27日のシャルケとの“レヴィア・ダービー”に2-4で敗れた。その試合でロイスは、1-2のビハインドで迎えた後半15分に一発レッドカードとなる反則を犯していた。自身もドイツメディア「シュポルト1」に対し、「明確なレッドカードだった。遅れて当たってしまった」と非を認めていた。

 それに対するリーグの裁定が現地時間29日に発表され、ロイスは2試合の出場停止に。また、そのゲームで同じく退場処分になっていたFWマリウス・ヴォルフは3試合の出場停止という処分になった。これにより、ロイスが出場できるのは最終節のボルシアMG戦のみで、ヴォルフの今季は終了してしまった。

 現在ブンデスリーガではバイエルンが勝ち点71で首位に立ち、ドルトムントが2ポイント差で追っている。逆転優勝を目指すドルトムントにとって、今季16ゴールの主将に下った残り3試合中2試合の出場停止は、重くのしかかることになってしまいそうだ。(Football ZONE web編集部)

判定に抗議するロイスだが…【写真:AP】