アメリカスポーツ界でビッグカップルが誕生した。メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCに所属するアメリカ代表FWジョジー・アルティドール(29)と、2017年の全米オープン王者で女子テニスの世界ランク8位に位置するスローン・スティーブンス(26)が29日に婚約を発表した。

なお、共に幼少期にフロリダ州で育った2人は幼馴染で2016年から交際をスタートしていた。

ニューヨークレッドブルズでプロキャリアをスタートしたアルティドールは、屈強なフイジカルと決定力を武器とするアメリカ屈指のストライカー。ヨーロッパではビジャレアル、ハル・シティ、サンダーランドで思うような結果を残せなかったものの、AZ時代の2011-12シーズンには16ゴール、翌2012-13シーズンには23ゴールを挙げる活躍を見せていた。

また、2015年に加入した現所属先のトロントでは2017年のMLSカップでMVPを獲得する活躍でMLSカップ制覇に大きく貢献している。

2007年にデビューを飾ったアメリカ代表ではここまで通算110試合に出場し、歴代3位の41ゴールを記録。29歳という年齢を考えれば、クリント・デンプシー、ランドン・ドノバンの持つ歴代1位の57ゴールという数字を更新する可能性も十分にある。

一方、アメリカ人テニスプレーヤースティーブンスは、2017年の全米オープンで自身初のグランドスラム制覇を経験。また、昨年の全仏オープンでは準優勝を果たすなど、過去には世界ランク3位まで上り詰めた実力者だ。

なお、サッカー選手テニスプレーヤーのカップルといえば、シカゴファイアーに所属する元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーと、セルビアテニスプレーヤーのアナ・イバノビッチ(すでに引退)が有名だ。

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