アーセナルはウナイ・エメリ監督の元教え子である、パリ・サンジェルマンに所属するフランス人MFクリストファー・エンクンクの獲得に関心を示している。1日にイギリス紙『イブニング・スタンダード』が報じた。

 エメリ監督はエンクンクの獲得を以前から希望しており、冬季移籍市場でも獲得に向けてクラブ間で交渉を行っていたようだ。しかし、当時アーセナルレンタル移籍を希望していたが、パリ・サンジェルマンは完全移籍を要求していたことから交渉は破談。今夏の移籍市場で再び獲得に向けて動くようだ。

 エンクンクの現行契約は2020年で満了するため、同選手が新契約を締結しない場合、パリ・サンジェルマンも積極的に売却を検討する模様。移籍金は1720万ポンド(約25億円)と伝えられており、アーセナルはその金額を用意するという。

 エメリ監督はエンクンクの代わりにバルセロナからスペイン人MFデニス・スアレスを冬季移籍市場にレンタル移籍で獲得。多くが期待された同選手であったが、現在は負傷により残りの試合に欠場することが決まってしまった。同紙によるとスアレスの完全移籍は実現しないと予測されており、エンクンク獲得の重要性が高まっているとのことだ。

アーセナルはエンクンクの獲得に関心を示している [写真]=Getty Images