令和元年5月1日天皇陛下が「即位の儀式」に臨まれましたが、京都大学の「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」で、江戸時代桜町天皇さくらまちてんのう)と、最後の女性天皇・後桜町天皇(ごさくらまちてんのう)の即位の儀式に関する絵図をデジタル化し無料公開しています。

享保二十乙卯歳十一月三日御即位堂上堂下飾御規式之圖并於清涼殿禮服御覧圖

公開された絵図は、江戸幕府京都大工頭の中井家に伝えられていた資料群の中から「儀式之部」に含まれる資料で、全4点がこうかいされています。中井家に伝わる資料はその他に「禁裏之部」「幕府之部」「社寺之部」「地理之部」などに分類された資料が存在します。

改元に合わせて公開された資料4点のうち、「享保二十乙卯歳十一月三日御即位堂上堂下飾御規式之圖并於清涼殿禮服御覧圖」には、高御座とそれを守護する玄武、青龍、朱雀、白虎の四神、列席する宮廷人が詳細に描かれており、当時の儀式の様子を細かく見ることができます。

なお、桜町天皇は第115代天皇で、在位は1735年4月13日(享保20年3月21日) 〜 1747年6月9日(延享4年5月2日)。後桜町天皇は第117代天皇で、在位は1762年9月15日(宝暦12年7月27日)〜1770年5月23日(明和7年4月28日)。後桜町天皇は日本の歴史上最後となっている女性天皇です。

公開された資料は現在、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」で無料閲覧&ダウンロード可能となっています。

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