シャルケに敗戦後、「タイトルを逃した」と優勝を諦めたような発言で物議を醸したが…

 現在ブンデスリーガ2位につけ、残り3試合で首位バイエルンを勝ち点2差で追うドルトムントは、今季から指揮を執るルシアン・ファブレ監督に信頼を置き、来季も続投させる意向のようだ。ドイツ誌「キッカー」が伝えている。

 今季は開幕から好調を維持し、優勝候補の最右翼だったドルトムントだが、天王山となった第28節バイエルン戦は0-5と大敗。さらに4月27日の第31節はシャルケとの“レヴィダービー”で2-4と敗れ、3試合を残して首位バイエルンと勝ち点2差の2位という状況にある。

 ファブレ監督は2020年6月までドルトムントと契約を結んでいるが、宿敵とのダービーで黒星を喫した後、早期解任の噂が浮上。ドイツメディアsport.de」によると、ファブレ監督はショックのあまりか、シャルケ戦後に「タイトルを逃した。気持ちを整理するのが難しい」と、優勝争いを諦めたとも取れる発言を残したという。

 これを受け、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、「諦めるのは数字上の可能性がなくなってからだ。それがファンに対する我々の義務だ」と反論。指揮官との意見の食い違いが見られていた。

 一方でミヒャエル・ツォルクSDは「我々がマイスター(王者)になってもならなくても、彼とともに新シーズンに入ることは確実だ」と、ファブレ監督の続投を断言。今季のドルトムントがどの順位でシーズンを終えようとも、指揮官への信頼が変わらないことを示した。

 ツォルクSDによれば、ドルトムントはファブレ監督との契約を前倒しで延長する可能性もあり、「我々は非常に強い信頼関係で結ばれている。今後、話し合いを行っていくだろう」と語っている。

 話し合いが行われるのはシーズン終了後になるだろうが、果たしてファブレ監督は長期契約を勝ち獲れるだろうか。(Football ZONE web編集部)

ドルトムントを率いるファブレ監督【写真:Getty Images】