マツコ・デラックス

年越しのカウントダウンハロウィン、イベントごとに大騒ぎになる昨今の渋谷について、1日深夜放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で言及。マツコ・デラックス有吉弘行が「諦め」にも似た心境を吐露した。

 

■なぜ渋谷なのか?

長野県在住の42歳女性は「東京の人ってイベント時、渋谷スクランブル交差点に集まりすぎだけど、何かあるの?」と不思議に感じているという。

この疑問に対し、有吉は「マツコさんお得意とするところの…。長々と渋谷叩き、埼玉叩きが始まりますよ」とこれまでことあるごとに渋谷の騒動に苦言を呈してきたマツコを煽る。

マツコは「叩きはやめて。埼玉は応援してます」と反論しながら、「私の負けよ」と降参を宣言。「渋谷のどんちゃん騒ぎが習慣のようになった」と分析し、有吉とともに「あの日に限っては無法地帯」と断言した。

 

■渋谷にはブラックホールがある

東京在住の2人だが「渋谷に何があるのか?」という疑問には答えられない。有吉は「埼玉とか千葉の人が来てんじゃないの」と指摘、マツコも「あの中に東京の人なんていない」と賛同する。

また、集まる人達には「薄汚れた自分たちには見えない、渋谷に何かが見えている」と予測。

アインシュタイン相対性理論から仮設を立てて存在すると主張してきた「ブラックホール」の撮影が成功したことを例に、「渋谷の(自分たちには見えない)あれ…ブラックホールなんじゃない?」ととんでもない推測まで飛び出す始末。

結局、「騒ぐ人にしかわからない何かがある」と諦め、結論づけた。

■視聴者は共感

視聴者からはマツコらの「渋谷の騒動時、東京の人はいない」発言に共感の声が殺到している。

地方の人が騒ぎたいから渋谷に集まる、というのが多くの人の見解のようだ。

 

■治安の悪い街に…

ハロウィンに限らず、サッカーW杯などの大きなイベント時には渋谷のスクランブル交差点は大騒ぎになる。

しらべぇ編集部で全国20~60代の男女1,349名を対象に調査したところ、「治安が悪そうな都道府県ランキング」で東京は22.4%で2位。原因は渋谷だけではないとはいえ、治安の悪さを懸念される都市となってしまったようだ。

渋谷スクランブル交差点の大騒ぎが問題視されているなかで、今後は東京オリンピックも開催される。マツコらは諦めてしまったとはいえ、世界に恥をさらす前に何かしらの対策を講じる必要があるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年8月25日~2017年8月27日
対象:全国20代~60代の男女1,349名(有効回答数)

マツコ、イベント時の渋谷での大騒ぎに「私の負け」宣言 「あの日に限っては無法地帯」