元日本代表FW本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリーは3日、オーストラリア・Aリーグファイナルシリーズ1回戦でウェリントン・フェニックスと対戦し、3-1で勝利した。

レギュラーシーズンが終了し、ファイナルシリーズに突入したAリーグ。上位6チームで行われる同プレーオフでは、3位チームvs6位チーム、4位チームvs5位チームの組み合わせで1回戦を戦い、勝者は準決勝へ。同ステージから上位2チームが登場。3位チームvs6位チームの勝者が2位チームと、4位チームvs5位チームの勝者が1位チームと対戦し、勝者が優勝を決める決勝の舞台に立つことができる。なお、準決勝まではレギュラーシーズンの上位チームホームで開催され、決勝のみ中立地で行われる。

レギュラーシーズンを3位で終了したメルボルン・Vは、6位のウェリントン・フェニックスホームに迎えた。レギュラーシーズンの3試合で3分けと互角の戦いを繰り広げた相手だ。この一戦に本田はダイヤモンド型[4-4-2]の右サイドハーフで先発した。

試合は積極的に攻撃を仕掛けてくるウェリントンに苦しめられる立ち上がりに。そんな中、メルボルンVは4分、本田がスルーパスに抜け出し、ボックス右外からクロスを供給。これにカンソバが右足で合わせたが、ミートできない。

その後、メルボルン・Vは再びウェリントンの素早い攻撃に幾度かゴールを脅かされる。しかし、相手のシュートミスにも助けられ、ゴールを許さないでいると、21分に中盤でパスを受けた本田がドリブルで持ち上がる。そのままボックス手前から左足で強烈なシュートを放つも、GKフィリップクルトの正面に飛んでしまう。

それでも前半終盤、メルボルン・Vに待望の先制点が。42分、敵陣中央やや右でFKを獲得すると、キッカーの本田がゴール前に絶妙なクロスを供給。これに反応したニーダーマイアーがバックヘッド気味に合わせ、ゴール左上に押し込んだ。

先制して試合を折り返しメルボルン・Vは後半、相手のミスから追加点を奪う。53分、相手のビルドアップからパスミスを誘発すると、ニーダーマイアーがカット。そのままボックス手前に持ち込み、ボックス右にスルーパスを送り、最後はバーバルーゼスがゴールに流し込んだ。

リードを2点に広げたメルボルン・V。しかし、後半半ばに差し掛かったところで、ウェリントンに1点を返される。65分、自陣右サイドでのクロスを許してしまうと、ニアサイドクリシュナに合わせられ、ゴールネットを揺らされた。

1点差に詰め寄られたメルボルン・Vに少々、嫌な空気が。しかし、71分、カウンターから右サイドでパスを受けたシンが相手最終ラインの背後へスルーパス。相手DFにブロックされ、コースが変わったが、トイヴォネンがボックス右で収めると、やや角度がないところからループシュートでGKをあざ笑い、左サイドネットに突き刺した。

再びリードを広げたメルボルン・Vはその後、ウェリントンの攻撃を抑え、試合終了。メルボルン・Vが3-1で勝利し、準決勝進出を決めた。

そのメルボルン・Vは、10日に行われる準決勝でレギュラーシーズンを2位で終えたシドニーFCと決勝進出を懸けて対戦する。

メルボルン・ビクトリー 3-1 ウェリントン・フェニックス
メルボルン・V】
ニーダーマイアー(前42)
バーバルーゼス(後8)
トイヴォネン(後26)
【ウェリントン】
クリシュナ(後20)

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