フランスで「SIMカード」を購入した際の出来事を描いた漫画「郵便局ツアー」がSNS上で話題となっています。SIMカードを購入しようと、郵便局に入った男女。男性が局員に尋ねたところ、隣のカウンターを案内され…という内容で、「フランスあるあるですね」「これキツいですね」「ツッコミどころ満載」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

たらい回し”がフランスっぽい

 この漫画を描いたのは、ヒロコ(ペンネーム)さん(28)です。イラストレーターとして活躍しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ヒロコさん「描き始めたのは2018年9月ごろでした。きっかけはガイック(フランス人の彼氏)と過ごす日常に面白いネタがたくさんあり、それを忘れないように描いておきたいと思ったことです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ヒロコさん「SIMカードを買いに行ったとき、郵便局たらい回しにされたことがフランスっぽくて面白かったので描きました」

Q.フランスでは、こうしたことが当たり前なのでしょうか。

ヒロコさん「当たり前ではないかもしれませんが、あるあるのようですね」

Q.こうした対応に対して、怒ったりはしなかったのですか。

ヒロコさん「急いでなかったので、怒りはしませんでした」

Q.SIMカードは無事に買えたようですが、どうやって購入したのでしょうか。

ヒロコさん「最後のカウンターで購入できました。ガイックが全てフランス語で話してくれたのですが、プリペイドのSIMを買い、その場で差し替えて使いました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ヒロコさん「『こういうことあるよね!』など、フランス在住の先輩方からの声が多かったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ヒロコさん「これまでのように日常を切り取った漫画を描いていきたいのと、LINEの名前スタンプだけではなく、いろいろなスタンプに挑戦したいです」

オトナンサー編集部

漫画「郵便局ツアー」のカット=ヒロコ(hirokokokoro)さん提供