俳優の松坂桃李時代劇初主演を務める映画『居眠り磐音』より、奥田瑛二が演じる国家老・宍戸文六の迫力ある鋭いまなざしと表情が光る場面写真が解禁された。

【写真】奥田瑛二が演じる、国家老・宍戸文六

 本作は、シリーズ累計発行部数2000万部を突破した佐伯泰英の同名時代小説を初映画化。昼間はうなぎ屋で働き、夜は両替商の用心棒として悪と戦う坂崎磐音の活躍を、映画『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督のメガホンテレビ時代劇『ちかえもん』の藤本有紀の脚本で描く。松坂が磐音に扮するほか、木村文乃、芳根京子ダブルヒロインを務める。

 坂崎磐音は、故郷・豊後関前藩で起きた、ある事件により2人の幼なじみを失い、祝言を間近に控えた婚約者の奈緒(芳根)を残して脱藩。すべてを失い、浪人の身となった。その後江戸で長屋暮らしを始めた磐音は、昼間はうなぎ屋、夜は両替屋・今津屋の用心棒として働き始める。穏やかで、誰に対しても礼節を重んじる優しい人柄に加え、剣も立つ磐音は次第に周囲から信頼され、金兵衛の娘・おこん(木村)からも好意を持たれるように。そんな折、幕府が流通させた新貨幣をめぐる陰謀に巻き込まれ、磐音は江戸で出会った大切な人たちを守るため悪に立ち向かう。

 奥田が演じる宍戸文六は、豊後関前藩の国家老で、琴平(柄本佑)が起こした事件を受けて、彼を討ち取るよう藩に命じる役どころ。解禁された場面写真は、磐音の父・坂崎正睦(石丸謙二郎)、藩の目付頭・東源之丞(和田聰宏)らに囲まれ、まさに琴平を討ち取るように命じる場面を捉えた、迫力のある鋭いまなざしと表情が光る一枚となっている。

 奥田は映画『散り椿』(2018)出演時の侍姿も記憶に新しく、時代劇作品への出演経験も豊富ということで、宍戸文六役に予定されていたピエール瀧の代役として出演。貫禄ある演技で場を圧倒した。クランクアップの際は「とても新鮮な気持ちで臨みました。緊張しましたが、それが良いプラスになったと思います。やりたいことを監督が許してくれて、最後まで芝居ができました」とあいさつした。

 本木監督は奥田の演技について「その凄みのある存在感が、狡知にたけた国家老・宍戸文六に深みを加えて下さいました。悲劇の源泉となる恐ろしい役回りが際立ったと思います」と絶賛している。

 映画『居眠り磐音』は5月17日より全国公開。

『居眠り磐音』で国家老・宍戸文六を演じる奥田瑛二(C)2019映画「居眠り磐音」製作委員会