ラ・リーガ第36節が4日に行われ、アラベスとレアル・ソシエダが対戦した。

 アラベス所属MF乾貴士は、4月21日の第33節バジャドリード戦で右足首を負傷。第34節のバルセロナ戦を欠場したものの、26日の第35節アスレティック・ビルバオ戦では途中出場で約10分間プレーし、復帰していた。

 レアル・ソシエダ戦でも乾は、当初ベンチメンバー入りをしていたが、キックオフ前にクラブ公式ツイッターにて、ウォームアップ中の負傷に試合で起用できなくなったと発表。乾は右足を引きずって、ロッカールームへ引き上げ、試合中はスタンド観戦となった。負傷再発の恐れも懸念される。

 なお試合は、24分にウィリアン・ジョゼのミドルシュートがシモ・ナヴァーロに当たってコースが変わる形で先制点を獲得したレアル・ソシエダが1-0で勝利。アラベスは8試合勝利なしとなった。次節はアウェイでバレンシアと対戦。2連勝となったレアル・ソシエダは次節ホームでレアル・マドリードと対戦する。

ウォームアップ中に負傷し、苦痛に顔をゆがめる乾 [写真]=Getty Images