令和がスタートしました。元号が変われば、時代の空気も少しだけ変わる。そんな期待感が漂う10連休の真っ只中です。それでも昭和、平成、令和と変わらないものもあります。日曜の朝に君臨する「ハリさん」こと野球評論家張本勲さん、その人です。


 言わずとしれたTBS系サンデーモーニングスポーツコーナーのご意見番。「喝」と「あっぱれ」を巧みに使い分け、ニッポン日曜日に安らぎと、ほどよい刺激をもたらしています。

 「サンデーモーニング」は日テレ系真相報道バンキシャ!」とTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」に並び、安定した視聴率を誇る情報番組として知られています。

 プロ野球の地上派中継がほとんどなくなった2019年ファンマニアはCS放送や「DAZN」「パ・リーグTV」などに加入すれば、見たい試合を好きなだけ見られるという便利な時代に突入しました。そんな中、「それほどじゃないけど、ちょっと興味がある」というライト層にプロ野球を届ける番組として、「サンデーモーニング」の存在感は増すばかりです。なぜならば、このスポーツコーナーは「日本で最も多くの人々にプロ野球の動画が見られている時間」といっても過言ではないからです。

 それゆえ、ハリさんの放つ一言一句にはスポーツ新聞のウェブ版などが食いつき、日曜昼のヤフーニュースアクセスランキングに「張本勲のお言葉関連ニュース」がズラリと並ぶのも当然でしょう。ハリさんは「ネットバズる」ことを念頭に置いて発言し、視聴者もまた「あの踏み込んだ発言を世間はどう感じたか」を知りたがる。見事なまでの相互依存関係が、そこにあります。ネットニュース界で最もPVを稼げる男…「最強PV老人」と言われる所以です。

 とはいえ、張本さんも78歳。完璧なおじいちゃんです。うっかり発言が飛び出すのも致し方ありません。4月28日のオンエアでは、巨人の正捕手争いについて「小林とスミヤと大城がね…」と語ってしまい、スタッフからの指摘でオンエア中に「スミタニでした」と訂正する一幕がありました。

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「最強PV老人」張本勲はなぜバズりまくるのか(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/isaoharimoto-make-a-buzz/)

 おいおい、張本さん、そりゃあないよ。西武時代にはベストナインにも選ばれ、ゴールデン・グラブ賞にも2度輝き、WBCにも出場した強肩捕手・炭谷銀仁朗に対して失礼じゃないか? そんな声が挙がるのではと案じましたが、杞憂に終わりました。SNS上では「ハリさんに喝だね~」「『スミヤ』だって超ウケる」「銀ちゃんも張本さんに名前覚えてもらえるぐらい頑張らないと」などと温かい声が続出。しかも、「スミヤ」発言に発奮したのか、炭谷は5月2日の中日戦(東京ドーム)で実に2年ぶりとなるホームランをたたき込みました。張本効果、恐るべしです。

 ハリさんの舌鋒はスポーツ界の範疇に収まりません。4月21日のオンエアではゴルフマスターズで2005年大会以来、5度目の優勝を成し遂げたタイガー・ウッズに言及。トランプ大統領がウッズに大統領自由勲章を授与すると表明したことに「売名行為だ」と一喝しました。

 人気俳優とのスキャンダルを告白するセクシー女優や、男性アイドルとの一夜を明かすグラビアアイドルならともかく、地球上で最も有名な男であるアメリカ合衆国大統領を「売名行為」と断定するとは…。

 この男に、怖いものなんかない。日曜の朝をご機嫌にする「最強PV老人」。ハリさんの快進撃は令和時代もまだまだ続きそうです。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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