鈴木おさむがMCを務めるバラエティー「冗談騎士(ナイト)」(毎週水曜夜11:00-11:30、BSフジ)。5月8日(水)・15日(水)の放送に、口笛なるおとふぢわらによるお笑いコンビ・わらふぢなるおが出演する。
【写真を見る】「キングオブコント2018」準優勝のコンビ・わらふぢなるおの今後の目標は?
3組の芸人が同じ事務所の芸人とユニットを組み、鈴木からのお題を元にオリジナルコントを作って対決。年末に行われる、ユニットコントの頂点を決める「冗-1グランプリ」への出場権を懸け、月間チャンピオンを決める。
わらふぢなるおは、吉村和彬とタツキ・マイアミのコンビ・あがすけとユニットを組み、コント対決に挑む。5月8日(水)の放送では「連休」、15日(水)の放送では「先生と生徒」のお題でコントを披露する。
ザテレビジョンではわらふぢなるおの2人にインタビューを実施。番組の感想や今後の目標などを聞いた。
――ユニットコントへの挑戦が決まったときのお気持ちを教えてください。
口笛なるお(以下、口笛):まずは単純に、テレビに出られてうれしいと思いました(笑)。
ふぢわら:同じ事務所のゾフィーが以前出演させていただいていたので、どんな感じなのか話を聞いてみたら、「(ネタは)ちゃんと作り込まないとウケないですよ」と言われて、驚きました。
なので逃げずに、わざとオチの前に展開があるようにして「ちゃんとコントを作りましたよ!」っていうふうにネタ作りをしました。
■ 口笛「さらば青春の光さんと一緒にネタをやってみたい」
――あがすけとユニットを組んだ理由は?
ふぢわら:僕らの顔は“普通”だし、そんなにインパクトがないので、インパクトがある人がいいかなと思って…。
口笛:せめて、ブスって言ってくれよ(笑)。
ふぢわら:最初はフランスピアノを選ぼうかなと思ったんですけど、どっちがどっちか分からなくなって、お互いの色が出なくなるかなと思ったので、あがすけにしました。
でも今日の収録の感じだと、フランスピアノの方が良かったかもしれません。あがすけは、ちょっと濃過ぎたかもしれません。
――対戦したかが屋、ロビンソンズの印象は?
ふぢわら:かが屋はやっぱり面白いですね。ネタをちゃんと見たのは今回が初めてなんですが、発想が若いし、新しい!
口笛:え、ネタ見たの初めてだったの?
ふぢわら:初めてかも。人のネタを見ると影響されてしまうので、あまり見ないんです…っていう言い訳です(笑)。その方がカッコいいって思っているフシもあります。
口笛:全部言ったらダサいな(笑)。かが屋は今波に乗っているので、勢いを感じましたね。
ロビンソンズは「冗談騎士」のユニットコントにも一度出演経験があるし、ユニットコントの経験が多そうだよね。
ふぢわら:やっぱりうまいです、いぶし銀な感じが出ていましたね。
――ユニットコントと普通のコントの違いは感じましたか?
ふぢわら:普段のネタは僕が1人で書いているので、みんなで話しながらネタ作りをするのは新鮮でした。
「先生と生徒」のネタは、吉村が思い付いた展開が面白くて、僕がハマっちゃって、その部分がメインのネタになったんです。
こういうのいいですよね。誰かが一つ言ってくれると、そこからネタが広がることもあるんだなと思いました。
――もし他の事務所の芸人とユニットを組むなら誰を選びますか?
ふぢわら:色がない人がいいので…。やっぱり、サンシャイン池崎さんとか?
口笛:色しかないじゃん! 全部持っていかれるよ!
ふぢわら:うしろシティさんとかどう? ネタ考えてくれそうだし。
口笛:さらば青春の光さんとかもいいんじゃない?さらば青春の光さんはずっと面白いから、一緒にネタをやってみたいですね。
ふぢわら:構成力があるんだよね。僕らはそういうのがないので、構成は作ってもらって、ボケを僕が乗せていくみたいな感じでユニットできたら、楽しそうですね。
■ ふぢわら「これがテレビのテンポなのか…」
――鈴木おさむさんの印象はどうでしたか?
ふぢわら:話のテンポが早い方だなと思いました。これがテレビのテンポなのかと…。
口笛:やっぱりトップの人なので緊張しましたね。ずっと試されている気がしていました。作家さんは使う側の人なので、違う見方をされていそうです。
ふぢわら:一言発するたびに「それはテレビでは使えないよ」って思ってるんじゃないかと、見透かされている気持ちになりました。ネタ中も「そのパターンね」って思って見てらっしゃいそうです(笑)。
――鈴木おさむさんにネタを見せるという点で、事前に意識したことは?
ふぢわら:小手先のことをやってもバレるかな、と思ってネタ作りをしました。ライブで一度ネタを試したかったですね。
口笛:あの鈴木おさむさんの前で新ネタをやるっていうのは、なかなか…。
ふぢわら:そもそも新ネタをテレビでやることってないですからね。さらにユニットコントで、鈴木おさむさんの前ってなると…心臓が弾け飛びました(笑)。
――「キングオブコント2018」での準優勝は自信につながっていますか?
ふぢわら:キングオブコントとは緊張の種類が全然違いました。
今回はあがすけがちゃんとできるかどうかも心配で。初めてユニットを組んだので、相方の間とは違いますし、そうするとせりふが飛ぶ可能性が高くなるんですよね。
口笛:4人いると、それぞれ間が違ってくるので合わせるのは大変でしたね。
ふぢわら:あと、4人いるとネタの尺が伸びちゃうんです。それを減らしていく作業も大変でしたね。
■ 口笛「やはりキングオブコント。次出るからには優勝しかない!」
――芸人を志したきっかけは?
口笛:僕は中学生のときに、好きな子にツッコミを褒められて、そこから意識し始めました。
それから年を重ねて、やりたいと思うことが芸人しかなかったので、芸人になりました。
ふぢわら:その好きな子が、結婚した今の嫁さんなんですよ。
口笛:違います(笑)。
ふぢわら:僕は病院食を作る工場に就職していたんですが、これがなかなかつらくて。ニンジンを一日中数えたりしていたんです。このまま死にたくないと思って、お笑いをやろうと決意しました。
みんなそうかもしれないんですが、他にやりたいことがなくて消去法で選んだところもあります(笑)。
――今後の目標を教えてください。
口笛:やはりキングオブコント。2018年は準優勝だったので、次出るからには優勝しかないです! あとは漫才もやっていけたらと思っています。
ふぢわら:そして、アルバイトを週1に減らす! 今は週2なので半分にしたいです。
口笛:“減らす”じゃなくて、“辞める”を目標にしろよ!
――番組の見どころをお願いします。
口笛:「先生と教師」のネタで、不良役だったのでオールバックにしたんですが、(相撲の)新弟子にしか見えなかったんですよね。でも、そこはネタとは関係ないと伝えたいです(笑)。
ふぢわら:楽屋で普通の髪形に戻すときに、メークさんが2人掛かりで直してくださったんですが、その時も“関取感”出てましたね。
「連休」はジョイマンさんをリスペクトしてネタ作りしたので、みんなで事前にジョイマンさんのネタ動画を見て勉強したんです。
口笛:見てないです!!
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