一切のケーブルを排した左右分離型イヤホン(完全ワイヤレスイヤホン)は、場所やシーンを選ばずに使えて便利な製品だ。ここ数年でメーカー数が一気に増え、一つのジャンルとして確立している。「BCNランキング」日次集計データによると、2019年1月~3月の完全ワイヤレスイヤホンの実売台数ランキングと販売台数シェアは以下の通りとなった。

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1位 AirPods MMEF2J/A(Apple) 31.0%

2位 SoundSport Free wireless headphones Black(BOSE) 4.7%

3位 AirPods with Charging Case MV7N2J/A(Apple) 3.2%

4位 SoundSport Free wireless headphones Midnight Blue(BOSE) 2.6%

5位 ワイヤレスステレオヘッドセット ブラック WF-SP900(B)(ソニー) 2.6%

6位 ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット ブラック WF-SP700N(B)(ソニー) 2.5%

7位 JBL FREE X ブラック JBLFREEXBLKBT(ハーマンインターナショナル) 2.1%

8位 M-SOUNDS MS-TW2P SERIES ブラック MS-TW2PBK(エム・エス・シー) 2.0%

9位 MiraiSell M-SOUNDS Bluetooth対応 完全ワイヤレス 両耳カナル型イヤホン ブラック MS-TW1BK(エム・エス・シー) 2.0%

10位 ワイヤレスステレオヘッドセット ホワイト WF-SP900(W)(ソニー) 1.8%

 1位はApple「AirPods MMEF2J/A」。31.0%という抜きん出たシェアを獲得した。設定すれば、耳に装着するだけで音楽を再生し、耳から外すと一時停止する。19年3月には第2世代も登場し、Appleはシェアを広げている。

 2位のBOSE「SoundSport Free wireless headphones Black」は、運動中にも快適に音楽が楽しめる完全ワイヤレスイヤホン。雨や汗にも強い防滴仕様に加え、外れにくさと快適な着け心地を実現している。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。