ゲーム業界のリサーチ会社Superdataは、コンシューマー向けXR(VR/AR/MRの総称)市場の動向に関するレポートを発表しました。2022年までに市場規模は300億ドル超へ成長。また目先でこの市場への投資は減少するものの、AR/MRを中心に伸長が見込まれます。

2022年の市場規模は300億ドル超

概観すると、コンシューマー向けXRのソフトウェアハードウェアを合わせた市場規模は、2022年末までに339億ドル(約3.8兆円)に達する見込みです。

インストールベースのVR市場は、同時期に5,100万ドル(約57億円)へ伸長。2018年時点の1,400万ドルと比較し、3.5倍以上の規模です。

コンシューマー向けヘッドセットの比率増

レポートは、一体型VRヘッドセット販売数の伸びにも注目しています。Oculusが2018年5月に発売したOculus Goは、2018年100万台近くを売り上げたと推測されています。

一方AR/MRヘッドセットについては、今後コンシューマー向けの占める割合が高くなると予測します。2019年の比率はハードウェア全体のわずか15%と見込まれていますが、2022年の売上規模は29億ドル(約3,200億円)。その比率はデバイス全体の49%を占めるまで伸長する見通しです。

投資はAR/MRが牽引

XR産業への投資動向を見ると、AR/MR向け投資の比率が高まり、VR向けを越えるという顕著な動きが見て取れます。

2019年までは、VR市場の伸び悩み、一般消費者向けAR/MRデバイスの不在といった背景から、総投資額は減少傾向です。その後、次第にAR/MR向け投資に牽引され総投資額が増大。AR/MR向けの比率は、2022年時点で85%にまで成長すると見込まれています。

この他レポートでは、モバイルARのポテンシャル、施設型(ロケーションベース)XRの成長といったトピックスも扱っています。

(参考)SuperData