顔出し無理!って人には辛い時代。

声優がテレビ番組に出演することは当たり前の光景になった。しかし、声優はあくまで声の仕事。顔を出してテレビに出ることを、快く思っていない人も少なくない。

ガールズちゃんねるに4月下旬、「声優の顔見たくない人集合」というスレッドが立った。スレ主は、好きな二次元作品はたくさんあるが、「私が好きなのは二次元キャラであって中の人ではありません」と現状を憂いた。(文:石川祐介)

「絶対見たくないけど、今の時代避けられない。耐性つけるしかないのか」


「見たくないね。よくイケメンとかのCD?とかあるけど声優がブサイクだと思うと萎える」など、スレ主に共感を示す人は多かった。キャラクターと声優の顔のイメージが大きく違うと、モヤモヤ感を抱いてしまうのだろう。

「見たくない声優の顔を見たらアニメの世界に入りこめなくなる」という意見もある。アニメの世界観を楽しむために声優の顔を視界に入れたくないという人もいた。確かに「このキャラってこの顔の声優が担当してるのか」という意識が少しでもチラついてしまうと、作品のノイズになる恐れがある。

「絶対見たくないけど、今の時代避けられないのが現状。もうこっちが耐性つけるしかないのかとあきらめてる」という声も。声優の顔を見たくない、という人達は、肩身の狭い思いをしているようだ。

「最近は中の人を知らないといけない雰囲気で、話を合わせるのが面倒」

アニメが好きな人が声優好きとは限らないが、境があいまいなせいで、理想の楽しみ方が出来ないという不満も聞かれる。

「最近は中の人を知らないといけないみたいな雰囲気で、話を合わせるのが面倒」
Twitterだと同じ趣味の人いても、声優も好きだったりな人が多いから合わない!」

ただ、声優界は今や供給過多であり、あの手この手でセルフプロデュースしなければ生き残れない。そのため、タレントのような振る舞いをさせて声優を売り込む事務所も多いが、そうした戦略を受け入れられない人もいる。

「自分をタレントだと思ってるような活動してる声優もいるよね」
女性声優の水着姿とかいる?もう声優関係ないじゃん」
「昔は、どんなに顔出しのオファーが来ても、夢を売る仕事だからと絶対顔出ししないプロばかりだったけど」

黒子として作品の面白さを支えたいと考えている声優もいることだろう。しかし、声優はドル箱コンテンツだ。アイドル路線、タレント路線の売り出し方は今後も続きそうだ。